
渡嘉敷ペークは首里での役目を終え、北谷に田舎下りしてきた。その頃は所有権も何もないから、良い土地を選んで粟を蒔くと、草と一緒にたくさん生えていた。「先生、あなたの畑はヘラで土をほじくって除草しないと、粟は育ちませんよ」という。「ああそうか」と言ってペーク―は「お前も匂いを死なさい」と言って粟にヘラのにおいをかがせたという。ヘラで除草することとヘラのにおいをかがせることを方言でヒーラカチャサセルという。ペーク―の寺小屋に生徒が沢山来る。門の所に低くにがうりをはやしておく。どうして先生もっと丈を高くしないのかと聞かれると、君たちが頭を下げて入れるようにしてあるのだという。ペーク―の所は弟子でいっぱいになり、家が狭くなる。大きな家がいいので、家に火をつけて燃やしてします。子供たちが勉強する家がなくなったので、茅や柱などを持ち寄ってきて大きな家を建てる。
| レコード番号 | 47O420943 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C029 |
| 決定題名 | 渡嘉敷ペーク(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 島袋賀信 |
| 話者名かな | しまぶくろがしん |
| 生年月日 | 19120601 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市髙江洲 |
| 記録日 | 19800807 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T26 B10 |
| 元テープ管理者 | 伝承話資料センター |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 渡嘉敷ペーク,田舎下り,粟,草取り,ヒーラカジャセル,寺子屋,低頭門,火事 |
| 梗概(こうがい) | 渡嘉敷ペークは首里での役目を終え、北谷に田舎下りしてきた。その頃は所有権も何もないから、良い土地を選んで粟を蒔くと、草と一緒にたくさん生えていた。「先生、あなたの畑はヘラで土をほじくって除草しないと、粟は育ちませんよ」という。「ああそうか」と言ってペーク―は「お前も匂いを死なさい」と言って粟にヘラのにおいをかがせたという。ヘラで除草することとヘラのにおいをかがせることを方言でヒーラカチャサセルという。ペーク―の寺小屋に生徒が沢山来る。門の所に低くにがうりをはやしておく。どうして先生もっと丈を高くしないのかと聞かれると、君たちが頭を下げて入れるようにしてあるのだという。ペーク―の所は弟子でいっぱいになり、家が狭くなる。大きな家がいいので、家に火をつけて燃やしてします。子供たちが勉強する家がなくなったので、茅や柱などを持ち寄ってきて大きな家を建てる。 |
| 全体の記録時間数 | 2:36 |
| 物語の時間数 | 2:36 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |