モーイ親方 幽霊報恩(シマグチ)

概要

モーイは、みんなが寝静まるころに一里ぐらいの山道を通って先生の家を訪問して、勉強していたらしい。暗い山道を通っていると、古墓の前で明かりが見えたので行ってみると、老婆が墓から死んだ子どもを出して、その子どもの髪を切っていた。人間か幽霊かと聞いたら、この世の者だという。お金がないので死んだ子どもの髪で入髪を作り、それを売ってそのお金でスーコー(法事)をして、孫の供養をしてあげるつもりだという。それで、モーイはこれはわずかだがとお金を渡した。翌日から、モーイの通る道を火玉が案内するようになった。モーイは、死んだ子どもがお礼のつもりでやったにちがいないと感じて、再び古墓に行って、「そんなことをやっては困る。いざというときに力を貸してくれ。」と頼んだ。しばらくして、父親に中城城主に使いに行って、すぐに返事をもらって来なければならぬということがおこった。これから歩いては行けないし、どうしようかと悩んでおられた。モーイは、「お父さん、私がやってあげますよ。」と言って、古墓に行って、「今度は助けてくれ。」と頼んだ。白い馬が出てきて、その馬に乗ったら飛行機みたいに飛び、すぐ行ってすぐに戻って来られたらしい。そうして親を救ったという話を聞いた。

再生時間:6:28

民話詳細DATA

レコード番号 47O420768
CD番号 47O42C023
決定題名 モーイ親方 幽霊報恩(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 粟国朝光
話者名かな あぐにちょうこう
生年月日 19090319
性別
出身地 具志川市天願
記録日 19800504
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川T20 A12
元テープ管理者 伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 具志川市史第3巻下582頁
キーワード モーイ親方,蛙,勉強,老婆,火玉,墓,白い馬,中城,空を飛ぶ馬
梗概(こうがい) モーイは、みんなが寝静まるころに一里ぐらいの山道を通って先生の家を訪問して、勉強していたらしい。暗い山道を通っていると、古墓の前で明かりが見えたので行ってみると、老婆が墓から死んだ子どもを出して、その子どもの髪を切っていた。人間か幽霊かと聞いたら、この世の者だという。お金がないので死んだ子どもの髪で入髪を作り、それを売ってそのお金でスーコー(法事)をして、孫の供養をしてあげるつもりだという。それで、モーイはこれはわずかだがとお金を渡した。翌日から、モーイの通る道を火玉が案内するようになった。モーイは、死んだ子どもがお礼のつもりでやったにちがいないと感じて、再び古墓に行って、「そんなことをやっては困る。いざというときに力を貸してくれ。」と頼んだ。しばらくして、父親に中城城主に使いに行って、すぐに返事をもらって来なければならぬということがおこった。これから歩いては行けないし、どうしようかと悩んでおられた。モーイは、「お父さん、私がやってあげますよ。」と言って、古墓に行って、「今度は助けてくれ。」と頼んだ。白い馬が出てきて、その馬に乗ったら飛行機みたいに飛び、すぐ行ってすぐに戻って来られたらしい。そうして親を救ったという話を聞いた。
全体の記録時間数 6:28
物語の時間数 6:28
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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