
銘苅スメーが畑の見回りに出てみると、女の人が髪を洗っていた。最初はわからなかったが、髪が流れてきたので、自分の他にも人がいたんだと思って、「娘さん、どうして、ここで浴びているのですか」と聞くと、「私は天の子です、時々暇をもらって、ここで浴びているのです」と言った。銘苅子は「私の家へ行って煙草を吸いながら語りましょう、一吹きすると縁を結び、二吹きすると妻になり三人の男の子を産んで、長男は按司になり、次男はギシになり、・・・」とナージキして、そして、自分はその場を出ていきと、「一はね仰ぐと松の空、二はね仰ぐと天半ば、三はね仰ぐと天に昇って、どうしえ子どもたちよ、今頃きたのか、銘苅ヌメーに慕われて、三男まで生まれた。長男は按司になり、次男はギシになり、三男は祝女になり」と歌った。子守り歌で、「粟倉のしたにトビンスドンスがあるよ」と歌った。
| レコード番号 | 47O420689 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C021 |
| 決定題名 | 天人女房 銘苅子(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 仲本カマタ |
| 話者名かな | まかもとかまた |
| 生年月日 | 19030525 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 具志川市字具志川 |
| 記録日 | 19800504 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T17 B8 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 銘苅子,畑廻り,髪,煙草,按司,ギシ,祝女,川 |
| 梗概(こうがい) | 銘苅スメーが畑の見回りに出てみると、女の人が髪を洗っていた。最初はわからなかったが、髪が流れてきたので、自分の他にも人がいたんだと思って、「娘さん、どうして、ここで浴びているのですか」と聞くと、「私は天の子です、時々暇をもらって、ここで浴びているのです」と言った。銘苅子は「私の家へ行って煙草を吸いながら語りましょう、一吹きすると縁を結び、二吹きすると妻になり三人の男の子を産んで、長男は按司になり、次男はギシになり、・・・」とナージキして、そして、自分はその場を出ていきと、「一はね仰ぐと松の空、二はね仰ぐと天半ば、三はね仰ぐと天に昇って、どうしえ子どもたちよ、今頃きたのか、銘苅ヌメーに慕われて、三男まで生まれた。長男は按司になり、次男はギシになり、三男は祝女になり」と歌った。子守り歌で、「粟倉のしたにトビンスドンスがあるよ」と歌った。 |
| 全体の記録時間数 | 3:39 |
| 物語の時間数 | 3:39 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |