雨蛙不孝(シマグチ)

概要

アマガクは、親の言うことはことごとく反対にするアマガク(あまのじゃく)で、親が、「水汲んで来い。」と言うと、潮水を汲ん来て、「潮水を汲んで来い。」と言うと、水を汲んで来た。これは全て親のいうこととは反対で、言いつけは守らなかったそうだ。そうしたら、アマガクなのだから全然聞かないわけさ。そこで、こいつは私が言うことには全て反対するから、「私が死んだら川のそばの畦に葬ってくれ。」と言ったそうだ。反対のことをすると思ったもので。ところが、「生きている間は反対なことばかりしたので、亡くなったのだから、反対なことはしていけない。」と、母親の言うとおり、川のそばの畦に埋めたようだね。それで、雨が降ると、「私の親は流されてしまうよ、流されてしまう。」と、雨が降り出しそうになると、とくにカークカークして、真夜中でも鳴く。そのせいだよ。そういうことで、親にことごとく反対したんでしょう、だから、アマガクと言われたんだよ。

再生時間:1:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O420640
CD番号 47O42C020
決定題名 雨蛙不孝(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 安慶名カマド
話者名かな あげなかまど
生年月日 19091225
性別
出身地 具志川市宇堅
記録日 19800504
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川市T16 B9
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 11
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 具志川市史第3巻下15頁
キーワード アマガク,潮水,親,川端,アブシ,カークーカークー
梗概(こうがい) アマガクは、親の言うことはことごとく反対にするアマガク(あまのじゃく)で、親が、「水汲んで来い。」と言うと、潮水を汲ん来て、「潮水を汲んで来い。」と言うと、水を汲んで来た。これは全て親のいうこととは反対で、言いつけは守らなかったそうだ。そうしたら、アマガクなのだから全然聞かないわけさ。そこで、こいつは私が言うことには全て反対するから、「私が死んだら川のそばの畦に葬ってくれ。」と言ったそうだ。反対のことをすると思ったもので。ところが、「生きている間は反対なことばかりしたので、亡くなったのだから、反対なことはしていけない。」と、母親の言うとおり、川のそばの畦に埋めたようだね。それで、雨が降ると、「私の親は流されてしまうよ、流されてしまう。」と、雨が降り出しそうになると、とくにカークカークして、真夜中でも鳴く。そのせいだよ。そういうことで、親にことごとく反対したんでしょう、だから、アマガクと言われたんだよ。
全体の記録時間数 1:00
物語の時間数 1:00
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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