チーグー王(シマグチ)

概要

按司の本妻の子は長男が唖で物を言わなかった。それから二号にも子がいる按司は、「長男は唖だから、この子には世を継がせないで二号の子に継がそう」と考えていた。按司たちが集まって、吟味していた、そこに使われているヤカーという人がいた。ヤカーが、「まず待ってください」というと、「お前は使い者のくせに待ていうのはどういうことか」と言われたので、ヤカーは、「あなた方は次男から王にたてるとおしゃいますが、それは絶対許されません」と言った。ヤカーは、いついつの日に長男に物を言わせますからと待つようにお願いした。そして、約束の日にヤカーは長男を立派に支度させた。次男は冠を被り引き渡しをする時に、長男が、「エー、ヤカー私をあちらに上げなさい」と言って、物を言ったそうだ。それから、この長男はチーグー王といわれるようになった。

再生時間:3:37

民話詳細DATA

レコード番号 47O420632
CD番号 47O42C019
決定題名 チーグー王(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 金城仁徳
話者名かな きんじょうじんとく
生年月日 18981210
性別
出身地 具志川市田場
記録日 19800504
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川市T16 B1
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 祖母より聞いた
文字化資料
キーワード 按司,唖,長男,次男,ヤカー,世継ぎ,ヤカー,物をいう,チーグー王
梗概(こうがい) 按司の本妻の子は長男が唖で物を言わなかった。それから二号にも子がいる按司は、「長男は唖だから、この子には世を継がせないで二号の子に継がそう」と考えていた。按司たちが集まって、吟味していた、そこに使われているヤカーという人がいた。ヤカーが、「まず待ってください」というと、「お前は使い者のくせに待ていうのはどういうことか」と言われたので、ヤカーは、「あなた方は次男から王にたてるとおしゃいますが、それは絶対許されません」と言った。ヤカーは、いついつの日に長男に物を言わせますからと待つようにお願いした。そして、約束の日にヤカーは長男を立派に支度させた。次男は冠を被り引き渡しをする時に、長男が、「エー、ヤカー私をあちらに上げなさい」と言って、物を言ったそうだ。それから、この長男はチーグー王といわれるようになった。
全体の記録時間数 3:37
物語の時間数 3:37
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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