
三人の格別の仲の良い友達がいた。今日も明日もと毎日のように集まって、お茶を飲んだり酒を飲ん
だりして暮らしていた。何十年も経って、その中の一人のサーカ様という人は神様であった。しまいには、
サーカ様は、「神というのはいらっしゃるだろうか、それともいらっしゃらないだろうか、ほんとにお前た
ち、神がいないとおもうか。」と聞くと、「うん。」と答えた。すると、「我々三人は、いつまでも一緒だ
とおもっていたが、私は今日を最後にお前たちと別れるので私をよく見るんだよ。」と言う。「我々三人は
格別の友であるのに、今日まではとはどういう意味だ。」と言うと、「お前たちは神はいないというが、今
日は私に神の印があらわれるからみなさい。」と言う。二人は、「大変なことだ。」と言ってびっくりする
。その時、「私は天に昇ろうね。」と言って上って言ってしまった。二人はまたびっくりしてしまう。天を
見るといなびかりのようにピカピカと光っていた。我々は人とみていたがそうではなかった。神は存在する
し、それを信じるべきだということである。
| レコード番号 | 47O420630 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C019 |
| 決定題名 | サーカの昇天(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 金城仁徳 |
| 話者名かな | きんじょうじんとく |
| 生年月日 | 18981210 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市田場 |
| 記録日 | 19800504 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T16 A17 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市の民話ふるさとの昔ばなし176頁 具志川市史第3巻上448頁 |
| キーワード | サーカ,神,格別の友人,神の印,天,稲光,神の存在 |
| 梗概(こうがい) | 三人の格別の仲の良い友達がいた。今日も明日もと毎日のように集まって、お茶を飲んだり酒を飲ん だりして暮らしていた。何十年も経って、その中の一人のサーカ様という人は神様であった。しまいには、 サーカ様は、「神というのはいらっしゃるだろうか、それともいらっしゃらないだろうか、ほんとにお前た ち、神がいないとおもうか。」と聞くと、「うん。」と答えた。すると、「我々三人は、いつまでも一緒だ とおもっていたが、私は今日を最後にお前たちと別れるので私をよく見るんだよ。」と言う。「我々三人は 格別の友であるのに、今日まではとはどういう意味だ。」と言うと、「お前たちは神はいないというが、今 日は私に神の印があらわれるからみなさい。」と言う。二人は、「大変なことだ。」と言ってびっくりする 。その時、「私は天に昇ろうね。」と言って上って言ってしまった。二人はまたびっくりしてしまう。天を 見るといなびかりのようにピカピカと光っていた。我々は人とみていたがそうではなかった。神は存在する し、それを信じるべきだということである。 |
| 全体の記録時間数 | 2:24 |
| 物語の時間数 | 2:24 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |