
とても貧しい老夫婦がいて、山の方に仮小屋を作って住んでいた。大みそかだが、何も食べるものがない、隣へ行って、米と肉を少しもらって食べようと思ったが、「お前たちは正月に何をしにきたのか、早く帰れ」といわれ、頭を下げて帰った。また、向の家へ行き、大晦日というのに私たちには何も食べるものがありません、米を少しでもいいから分けて下さいというと、「持てるくらいの米を持っていきなさい」という。肉も持って行って食べなさいと言われた。最初に行った家の火とは家中が猿になっていて、焼かれた黒石に座り、お尻が赤くなったという。食べ物を分けてくれた家は金持ちになって、猿になった家族の分まで、栄えた。人間というのは、心をよく持たなければならない。
| レコード番号 | 47O420624 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C019 |
| 決定題名 | 猿長者(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 金城仁徳 |
| 話者名かな | きんじょうじんとく |
| 生年月日 | 18981210 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市田場 |
| 記録日 | 19800504 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T16 A11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | くれーよー |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 老夫婦,大晦日,米,肉,正月,猿,黒石,金持ち,お尻 |
| 梗概(こうがい) | とても貧しい老夫婦がいて、山の方に仮小屋を作って住んでいた。大みそかだが、何も食べるものがない、隣へ行って、米と肉を少しもらって食べようと思ったが、「お前たちは正月に何をしにきたのか、早く帰れ」といわれ、頭を下げて帰った。また、向の家へ行き、大晦日というのに私たちには何も食べるものがありません、米を少しでもいいから分けて下さいというと、「持てるくらいの米を持っていきなさい」という。肉も持って行って食べなさいと言われた。最初に行った家の火とは家中が猿になっていて、焼かれた黒石に座り、お尻が赤くなったという。食べ物を分けてくれた家は金持ちになって、猿になった家族の分まで、栄えた。人間というのは、心をよく持たなければならない。 |
| 全体の記録時間数 | 3:00 |
| 物語の時間数 | 3:00 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |