
昔あるところに、貧乏な爺婆がいた。二人は何も炊くものがないので、金持ちの家にもらいに行くが、くれなかった。「今日は何もないから、火正月にしようね、婆さん」と言って火を焚いていると、天から神様が降りてきて、「何もないから湯を沸かしなさい」と言った。婆が湯を沸かし(浴びると)二人は若者と娘になった。金持ちは若返った二人をみて、うらやましくなり、自分も神様を呼び、湯を沸かし浴びる。すると、金持ちは年寄になり、ひげぼうぼうの余計に年老いて、猿になってしまった。猿が人ににているのはそれからである。
| レコード番号 | 47O420611 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C019 |
| 決定題名 | 猿長者(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 石川秀子 |
| 話者名かな | いしかわひでこ |
| 生年月日 | 19100615 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 具志川市川崎 |
| 記録日 | 19800221 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T15 B11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | あのですね、昔あるところに |
| 伝承事情 | 父親から聞いた |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 貧乏,爺婆,金持ち,神様,火正月,湯,浴びる,猿,若者 |
| 梗概(こうがい) | 昔あるところに、貧乏な爺婆がいた。二人は何も炊くものがないので、金持ちの家にもらいに行くが、くれなかった。「今日は何もないから、火正月にしようね、婆さん」と言って火を焚いていると、天から神様が降りてきて、「何もないから湯を沸かしなさい」と言った。婆が湯を沸かし(浴びると)二人は若者と娘になった。金持ちは若返った二人をみて、うらやましくなり、自分も神様を呼び、湯を沸かし浴びる。すると、金持ちは年寄になり、ひげぼうぼうの余計に年老いて、猿になってしまった。猿が人ににているのはそれからである。 |
| 全体の記録時間数 | 2:00 |
| 物語の時間数 | 2:00 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |