
モーイは按司の子どもであった。毎日、朝起きると、闘鶏ばかりしていた。親に、いくら按司の子どもだからとはいえ、毎日鳥をけんかさせてばかりいて、髪もざんばらにして歩くかと言われると、モーイは自分はそういうふうにしか生まれていないので、許して下さいという。父親は按司でありながら、恥ずかしい子どもを産んだといわれるのはいけないと考えて、叱りつける。モーイはこのままではいけないからと、板に字を書いて、家の門口に貼ってから闘鶏をしにいく。父親がそれを見て、この字は尋常のことではないが、誰が書いたかと思いモーイに聞いてみると、モーイが書いたことを知り、本当にお前が書いた物なのか、と確かめると、モーイは自分の家の門なのに誰が書く者がいるかと答える。父親は、「今までは、もーやーカンターだといって、、お前をばかにしていたが、お前は自分より知識があるから、今からはおまえの面目が立つように髪も結ってちゃんとしなさい」と言った。
| レコード番号 | 47O420548 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C017 |
| 決定題名 | モーイ親方 闘鶏 書(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 金城仁徳 |
| 話者名かな | きんじょうじんとく |
| 生年月日 | 18981210 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字田場 |
| 記録日 | 19800219 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T14 A8 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | もーやーかんたーりちあれー |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | モーイ,按司,闘鶏,髪,家の門,カンター |
| 梗概(こうがい) | モーイは按司の子どもであった。毎日、朝起きると、闘鶏ばかりしていた。親に、いくら按司の子どもだからとはいえ、毎日鳥をけんかさせてばかりいて、髪もざんばらにして歩くかと言われると、モーイは自分はそういうふうにしか生まれていないので、許して下さいという。父親は按司でありながら、恥ずかしい子どもを産んだといわれるのはいけないと考えて、叱りつける。モーイはこのままではいけないからと、板に字を書いて、家の門口に貼ってから闘鶏をしにいく。父親がそれを見て、この字は尋常のことではないが、誰が書いたかと思いモーイに聞いてみると、モーイが書いたことを知り、本当にお前が書いた物なのか、と確かめると、モーイは自分の家の門なのに誰が書く者がいるかと答える。父親は、「今までは、もーやーカンターだといって、、お前をばかにしていたが、お前は自分より知識があるから、今からはおまえの面目が立つように髪も結ってちゃんとしなさい」と言った。 |
| 全体の記録時間数 | 4:32 |
| 物語の時間数 | 4:32 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |