
昔、首里王府では各村から人夫を出させて、奉仕作業に当たらせたそうだよ。ちょうど、龍潭池を掘るとき、津堅タッチューた、津堅から舟で渡り、それから歩いて首里に行くと、約束の時間に間に合わなかったわけ。それで、津堅タッチューは、「私たちは十六日(十日)の月が上がるまで働くから使ってください」と願うと、「それじゃ、お前たちは遅くから来ているから、月があがるまでしなさい」と命令された。十六日の月は、真昼に上がるのもだから、「今日の月は上がっているから、私たちは家に帰ろう」と言って、さっさと昼のうちに帰ったそうだ。津堅タッチューはとても知恵者だったそうだよ。
| レコード番号 | 47O420513 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C016 |
| 決定題名 | 津堅タッチュー 十日月(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 村田貞雄 |
| 話者名かな | むらたさだお |
| 生年月日 | 191302324 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字天願 |
| 記録日 | 19800222 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T12 B16 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻下682頁 |
| キーワード | 首里王府,津堅,奉仕作業,龍潭池,津堅タッチュー,十日月 |
| 梗概(こうがい) | 昔、首里王府では各村から人夫を出させて、奉仕作業に当たらせたそうだよ。ちょうど、龍潭池を掘るとき、津堅タッチューた、津堅から舟で渡り、それから歩いて首里に行くと、約束の時間に間に合わなかったわけ。それで、津堅タッチューは、「私たちは十六日(十日)の月が上がるまで働くから使ってください」と願うと、「それじゃ、お前たちは遅くから来ているから、月があがるまでしなさい」と命令された。十六日の月は、真昼に上がるのもだから、「今日の月は上がっているから、私たちは家に帰ろう」と言って、さっさと昼のうちに帰ったそうだ。津堅タッチューはとても知恵者だったそうだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:13 |
| 物語の時間数 | 2:13 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |