
昔、糸満にドブンマンクーという人がいて、その人は薩摩の人からお金を借りた。そして、薩摩の人はその人に、お金を取り立てにきたが、お金は準備してないので、貸した人は大変腹をたてて、支払ができないくらいなら、殺すぞといって、刀を取って殺そうとした。子どもが、「意地がでたら、意地を引け、手がでたら手をひけという、昔言葉があるから、ちょっと待ってくれ」と言って、いつまで待ってくれと頼んだ。薩摩の人はその意味を理解して、待つことにした。薩摩へ帰ると、自分の妻が男と寝ていた。糸満での言葉を思い出し、二人を叩き起こすと、男の恰好をした、自分の母親であった。あの言葉がなかったら、自分の母親を殺すところだった。薩摩の人は沖縄へ行き、貸したお金は返さなくていいいというが、借りた人も受け取らないといい、そのお金で、糸満に白銀堂を建てた。
| レコード番号 | 47O420496 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C015 |
| 決定題名 | 白銀堂由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 安慶名永盛 |
| 話者名かな | あげなえいせい |
| 生年月日 | 19060430 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字具志川 |
| 記録日 | 19800220 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T12 A19 |
| 元テープ管理者 | 伝承話資料センター |
| 分類 | 12,20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 村長をしていた祖父から聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 糸満,薩摩,意地がでたら意地をひけ,手が出たら手をひけ,白銀堂, |
| 梗概(こうがい) | 昔、糸満にドブンマンクーという人がいて、その人は薩摩の人からお金を借りた。そして、薩摩の人はその人に、お金を取り立てにきたが、お金は準備してないので、貸した人は大変腹をたてて、支払ができないくらいなら、殺すぞといって、刀を取って殺そうとした。子どもが、「意地がでたら、意地を引け、手がでたら手をひけという、昔言葉があるから、ちょっと待ってくれ」と言って、いつまで待ってくれと頼んだ。薩摩の人はその意味を理解して、待つことにした。薩摩へ帰ると、自分の妻が男と寝ていた。糸満での言葉を思い出し、二人を叩き起こすと、男の恰好をした、自分の母親であった。あの言葉がなかったら、自分の母親を殺すところだった。薩摩の人は沖縄へ行き、貸したお金は返さなくていいいというが、借りた人も受け取らないといい、そのお金で、糸満に白銀堂を建てた。 |
| 全体の記録時間数 | 4:26 |
| 物語の時間数 | 4:26 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |