猿長者(シマグチ)

概要

瓦ぶきの金持ちの向かいに茅葺の貧乏者がすんでいた。貧乏な夫婦で子どももいなかったので、儲けることもできないと、金持ちがばかにしていた。。ある人が、「今夜一晩宿を貸してくれ」というと、「年の夜は人に家を貸すことはできない」という。貧乏な夫婦は「こんなにも言うのであれば、汚い家ではあるが、入りなさい。頭は入っても尻は出るような家ではあるが、ここでいいのならお休みなさい」と言った。その人が、「今日は歳の夜なのに、ご飯もないのか」と言うと、「私たちは儲けてくれる人もいないから、火を焚いて、年越しをするんだよ」といった。「それじゃ、大きな鍋に湯を沸かしなさい。それから、瓦家から米を入れる袋を借りてきなさい」と言ったので、借りてきた。その袋に少しだけ米が残っていたので、これを鍋に入れると、鍋一杯の白いご飯になっていた。それで年越しをして、湯を沸かせてお爺さんとお婆さんが風呂に入ると若くてきれいになった。それから貧乏だった夫婦は金持ちになったという。

再生時間:3:34

民話詳細DATA

レコード番号 47O420431
CD番号 47O42C013
決定題名 猿長者(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 宮里マツ
話者名かな みやざとまつ
生年月日 19140315
性別 女 
出身地 具志川市字具志川
記録日 19800219
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川T11 A4
元テープ管理者 伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 瓦ぶき,茅葺,金持ち,貧乏,年の夜,一晩の宿,湯,年の夜,頭入り尻出る
梗概(こうがい) 瓦ぶきの金持ちの向かいに茅葺の貧乏者がすんでいた。貧乏な夫婦で子どももいなかったので、儲けることもできないと、金持ちがばかにしていた。。ある人が、「今夜一晩宿を貸してくれ」というと、「年の夜は人に家を貸すことはできない」という。貧乏な夫婦は「こんなにも言うのであれば、汚い家ではあるが、入りなさい。頭は入っても尻は出るような家ではあるが、ここでいいのならお休みなさい」と言った。その人が、「今日は歳の夜なのに、ご飯もないのか」と言うと、「私たちは儲けてくれる人もいないから、火を焚いて、年越しをするんだよ」といった。「それじゃ、大きな鍋に湯を沸かしなさい。それから、瓦家から米を入れる袋を借りてきなさい」と言ったので、借りてきた。その袋に少しだけ米が残っていたので、これを鍋に入れると、鍋一杯の白いご飯になっていた。それで年越しをして、湯を沸かせてお爺さんとお婆さんが風呂に入ると若くてきれいになった。それから貧乏だった夫婦は金持ちになったという。
全体の記録時間数 3:34
物語の時間数 3:34
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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