
ちょうど、お父さんとお母さんが80歳になってから、男の子をお生みになられた。それで、80歳になってもうけたということで、那覇から芝居を呼んできて、近い親戚の人が集まって、大きなお祝いをすることになった。那覇に行く途中、悪霊が、墓から出てきて、「オトウはどこにか」と聞いた。「私は那覇にだよ、八十になってから子どもをもうけたので、芝居を頼んできて、近い親戚の人を招いてお祝いをし、芝居で盛り上げようと思って頼みにだよ」と言った。「私たちがやるから、私たちに頼んでくれないか」と言ったので、連れてきた。そこへ、外からお祝いをする人がきて、「あれ、お祝いだというのに、戸を全部閉めっぱなしにして」と言って、戸の節穴から見てみると、三人並んでいるのは見えるが、足の方は見えなかった。そこの主人を呼んで、「これは役者ではないよ、後生の人たちだよ」と言って、この芝居をしていた人たちを追い出した。そうして、「子どもは近い親戚の人で抱いて、この子がくしゃみをしたら、クスタックワセーといいなさいよ」と教えた。そうすると、子どもの命はとられないと言う。
| レコード番号 | 47O420429 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C013 |
| 決定題名 | クスケー由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 宮里マツ |
| 話者名かな | みやざとまつ |
| 生年月日 | 19140315 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 具志川市字具志川 |
| 記録日 | 19800219 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T11 A2 |
| 元テープ管理者 | 伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | お祝いのとき、親戚から聞いた |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻下503頁 |
| キーワード | 男の子,芝居,那覇,親戚,八十歳,くしゃみ,クスタックワセー |
| 梗概(こうがい) | ちょうど、お父さんとお母さんが80歳になってから、男の子をお生みになられた。それで、80歳になってもうけたということで、那覇から芝居を呼んできて、近い親戚の人が集まって、大きなお祝いをすることになった。那覇に行く途中、悪霊が、墓から出てきて、「オトウはどこにか」と聞いた。「私は那覇にだよ、八十になってから子どもをもうけたので、芝居を頼んできて、近い親戚の人を招いてお祝いをし、芝居で盛り上げようと思って頼みにだよ」と言った。「私たちがやるから、私たちに頼んでくれないか」と言ったので、連れてきた。そこへ、外からお祝いをする人がきて、「あれ、お祝いだというのに、戸を全部閉めっぱなしにして」と言って、戸の節穴から見てみると、三人並んでいるのは見えるが、足の方は見えなかった。そこの主人を呼んで、「これは役者ではないよ、後生の人たちだよ」と言って、この芝居をしていた人たちを追い出した。そうして、「子どもは近い親戚の人で抱いて、この子がくしゃみをしたら、クスタックワセーといいなさいよ」と教えた。そうすると、子どもの命はとられないと言う。 |
| 全体の記録時間数 | 2:37 |
| 物語の時間数 | 2:37 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |