大歳の宝(シマグチ)

概要

首里の酒屋に奉公していた人が、その家で出してくれるおにぎり2つのうち、1つは食べ、1つは家に持って帰り親に食べさせていた。そういうふうに親孝行している男が、ある晩、普天間権現の前で、白髪のお爺さんに出会った。老人が、「あなたはどこに行くのか」と聞くので、「いじ恩納に行く」と答えると、「私は国頭の奥、辺戸に行くが、私の頼みを聞いてくれるか」と言った。「この箱を預かってくれ」と頼むので、承知して老人を連れ、家に帰って「お母さん、お母さん」と言って親を起こし、棺箱を置いて、「私は国頭の奥、辺戸へ行く人からこの棺を預かってくれと頼まれた」と言うと、母親は、「それならむしろを敷いてその上に置きなさい」と言った。すると、一緒にいたお爺さんは姿が見えなくなった。箱を開けてみると、その中にはたくさんの黄金が入っていた。

再生時間:3:51

民話詳細DATA

レコード番号 47O420382
CD番号 47O42C012
決定題名 大歳の宝(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 仲宗根光
話者名かな なかそねみつ
生年月日 19110215
性別
出身地 石川市字東恩納
記録日 19800222
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川T9 B8
元テープ管理者 伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 首里,酒屋,奉公,おにぎり,普天間権現,老人,国頭,奥,辺戸,棺箱,黄金
梗概(こうがい) 首里の酒屋に奉公していた人が、その家で出してくれるおにぎり2つのうち、1つは食べ、1つは家に持って帰り親に食べさせていた。そういうふうに親孝行している男が、ある晩、普天間権現の前で、白髪のお爺さんに出会った。老人が、「あなたはどこに行くのか」と聞くので、「いじ恩納に行く」と答えると、「私は国頭の奥、辺戸に行くが、私の頼みを聞いてくれるか」と言った。「この箱を預かってくれ」と頼むので、承知して老人を連れ、家に帰って「お母さん、お母さん」と言って親を起こし、棺箱を置いて、「私は国頭の奥、辺戸へ行く人からこの棺を預かってくれと頼まれた」と言うと、母親は、「それならむしろを敷いてその上に置きなさい」と言った。すると、一緒にいたお爺さんは姿が見えなくなった。箱を開けてみると、その中にはたくさんの黄金が入っていた。
全体の記録時間数 3:51
物語の時間数 3:51
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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