
屋良ムルチから大蛇が出てきて、近くの畑の黍やこうりゃんを食べ荒らしていた。この大蛇はウナギが化けたようで、人がそこへ行くと人も食ったりしてた。それで、これをどのように殺そうかと考えていた。ある部落に兄と妹がいて、その二人が相談し、兄は「お前は親孝行するために家にいなさい」と言い、妹は、「家には男は一人はいないといけない」と言った。結局、妹が白衣装をつけて行くことになった。その妹はとてもきれいな女であった。この女は神だったのか、その屋良ムルチに行くと、神様が天から何かおとして、大蛇を殺した。しかし、また、この魂がでてきて、粟の穂などを食べていた。この畑の主は兄弟の仲が悪く、友達とばかりいつも仲良くしていた。その人は実はそのウナギを殺したのだが、人を殺したと思って、最初友達の所へ行き、「助けてくれ」と頼むと友達は逃げてしまった。兄の所へ行って、「私は大変なことをしてしまった、粟、黍があまりに荒らされてしまったので人を殺してしまった。一緒に片付けてくれ」と言うと、兄は手をがたがたふるさせ、「さあ、一緒に片付けに行こう」という。それから、友達よりも兄弟と仲良くなって、ウナギを食べたそうだ。
| レコード番号 | 47O420357 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C011 |
| 決定題名 | 屋良ムルチ 兄弟の仲直り(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 徳田金吾 |
| 話者名かな | とくだきんご |
| 生年月日 | 18921124 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字天願 |
| 記録日 | 19800222 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T9 A5 |
| 元テープ管理者 | 伝承話資料センター |
| 分類 | 12,20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 屋良ムルチ,大蛇,ウナギ,兄弟,粟,黍 |
| 梗概(こうがい) | 屋良ムルチから大蛇が出てきて、近くの畑の黍やこうりゃんを食べ荒らしていた。この大蛇はウナギが化けたようで、人がそこへ行くと人も食ったりしてた。それで、これをどのように殺そうかと考えていた。ある部落に兄と妹がいて、その二人が相談し、兄は「お前は親孝行するために家にいなさい」と言い、妹は、「家には男は一人はいないといけない」と言った。結局、妹が白衣装をつけて行くことになった。その妹はとてもきれいな女であった。この女は神だったのか、その屋良ムルチに行くと、神様が天から何かおとして、大蛇を殺した。しかし、また、この魂がでてきて、粟の穂などを食べていた。この畑の主は兄弟の仲が悪く、友達とばかりいつも仲良くしていた。その人は実はそのウナギを殺したのだが、人を殺したと思って、最初友達の所へ行き、「助けてくれ」と頼むと友達は逃げてしまった。兄の所へ行って、「私は大変なことをしてしまった、粟、黍があまりに荒らされてしまったので人を殺してしまった。一緒に片付けてくれ」と言うと、兄は手をがたがたふるさせ、「さあ、一緒に片付けに行こう」という。それから、友達よりも兄弟と仲良くなって、ウナギを食べたそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:35 |
| 物語の時間数 | 2:35 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |