
うちの根屋の家は、田場部落の東の方にある按司の墓を守っていた。屋号は貝原といってとても金持ちだった。そこの思鶴は評判の美人で、昔は、髪の長さで美人かどうか決まったが、思鶴は髪を洗って乾かすときには、竿に広げて干していた。思鶴は19歳で亡くなったが、親は自分の屋敷に墓を造って埋めたわけ、黄金を甕に入れて思鶴に抱かせて埋めた。その黄金を誰かが取って行ったのか、無くなってしまった。あっちこっち掘って墓を掘って探したが甕は見つからない。私の弟が、アダンの葉のしたに甕があるという夢をみた。その思鶴の姿が見えたらしい、そこを掘ってみると甕があったそうだ。それで、新たにそこに思鶴の墓を造った。
| レコード番号 | 47O420328 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C010 |
| 決定題名 | 玉寄思鶴(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 玉寄亀寿 |
| 話者名かな | たまよせかめじゅ |
| 生年月日 | 18910624 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字田場 |
| 記録日 | 19800219 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T8 B8 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20,30 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻上60頁 |
| キーワード | 根屋,田場,美人,髪,竿,アダン,黄金,墓 |
| 梗概(こうがい) | うちの根屋の家は、田場部落の東の方にある按司の墓を守っていた。屋号は貝原といってとても金持ちだった。そこの思鶴は評判の美人で、昔は、髪の長さで美人かどうか決まったが、思鶴は髪を洗って乾かすときには、竿に広げて干していた。思鶴は19歳で亡くなったが、親は自分の屋敷に墓を造って埋めたわけ、黄金を甕に入れて思鶴に抱かせて埋めた。その黄金を誰かが取って行ったのか、無くなってしまった。あっちこっち掘って墓を掘って探したが甕は見つからない。私の弟が、アダンの葉のしたに甕があるという夢をみた。その思鶴の姿が見えたらしい、そこを掘ってみると甕があったそうだ。それで、新たにそこに思鶴の墓を造った。 |
| 全体の記録時間数 | 3:20 |
| 物語の時間数 | 3:20 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |