渡嘉敷ペーク(シマグチ)

概要

あるとき、鹿児島の殿様が沖縄に来て、ペークにいい歌を教えてくれという。ペークは最初悪い歌を教える。殿様は正月に招待されたときにペークに習った歌を歌った。それは、「改まる年に炭と昆布飾てぃ 十六日なりば巡い灯籠さぎてぃ」という歌であった。この歌は悪い歌だといわれる。それで渡嘉敷ペークを怒ると、それはあなたが間違っている、「改まる年に炭と昆布飾てぃ 心から姿若くないる」と言ったのに巡り灯籠さぎてぃと言ったら、怒られるのが当たり前だという。それでは私が間違っていたのかと殿様がいうので、では書いていきなさいといった。殿様は今度はある屋敷の正月に招待されてその歌を歌ったらとても喜ばれた。また、あるとき、船が鹿児島に旅立つ人に贈る歌を頼まれたら、最初に、「ダンジュカリユシヤ イラリサシミセル ウシヌハナチラチアグニトゥヌチ」と悪い歌を殿様に教える。これは船の手綱が切れて無人島までとばされていくという意味である。しれで殿様は怒られてしまい、ペークに文句を言った。ペークはあなたは感が悪い私はダンジュカリユシヤ イラリサシミセル フニヌツナトゥリバカジヤマトゥムと教えたのだという。殿様はまた自分が間違っていたのだとして、この歌を歌ったら、とても褒められて酒をふるまわれ喜ばれた。

再生時間:7:20

民話詳細DATA

レコード番号 47O420312
CD番号 47O42C010
決定題名 渡嘉敷ペーク(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 徳田永光
話者名かな とくだえいこう
生年月日 19030118
性別
出身地 具志川市字天願
記録日 19800222
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川T8 A3
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情 お父さんから聞いた
文字化資料
キーワード 渡嘉敷ペーク,鹿児島の殿様,炭,昆布,十六日,巡り灯籠,ダンジュカリユシ
梗概(こうがい) あるとき、鹿児島の殿様が沖縄に来て、ペークにいい歌を教えてくれという。ペークは最初悪い歌を教える。殿様は正月に招待されたときにペークに習った歌を歌った。それは、「改まる年に炭と昆布飾てぃ 十六日なりば巡い灯籠さぎてぃ」という歌であった。この歌は悪い歌だといわれる。それで渡嘉敷ペークを怒ると、それはあなたが間違っている、「改まる年に炭と昆布飾てぃ 心から姿若くないる」と言ったのに巡り灯籠さぎてぃと言ったら、怒られるのが当たり前だという。それでは私が間違っていたのかと殿様がいうので、では書いていきなさいといった。殿様は今度はある屋敷の正月に招待されてその歌を歌ったらとても喜ばれた。また、あるとき、船が鹿児島に旅立つ人に贈る歌を頼まれたら、最初に、「ダンジュカリユシヤ イラリサシミセル ウシヌハナチラチアグニトゥヌチ」と悪い歌を殿様に教える。これは船の手綱が切れて無人島までとばされていくという意味である。しれで殿様は怒られてしまい、ペークに文句を言った。ペークはあなたは感が悪い私はダンジュカリユシヤ イラリサシミセル フニヌツナトゥリバカジヤマトゥムと教えたのだという。殿様はまた自分が間違っていたのだとして、この歌を歌ったら、とても褒められて酒をふるまわれ喜ばれた。
全体の記録時間数 7:20
物語の時間数 7:20
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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