
天願の泊港というところに外国の船が沈没して寄ってきたわけさ。そこには洞窟がたくさんあるんですよ。船は沈没してないもんだから、洞窟で寝泊まりしていた。南蛮人がそこで寝泊まりしたもんだから、その海の名は泊ってつけたそうです。トゥマイ海というてあだ名があるんですよ。天願の住民がかわいそうに思って長屋を造って南蛮人を住まわし、また、食事も芋なんか持って行って炊いてあげたりしていた。そこで、南蛮人は長らく住んでいたそうです。そうして、別れるときに、その連中が躍ったフェーヌシマを天願の人が覚えて、天願のアシビに取り入れたわけさあ。あれは最初は天願のものです。昔はフェーヌシマは天願だけにあったそうだが、中城村の比嘉・島袋から、「天願のフェーヌシマを教えて下さい」と来たもんだから、「勝手に教えることはできないから、これは字の協議でもってやろう」ということになったわけです。中城村はマチ棒が名人だから、そこで、「フェーヌシマを教える代わりに、マチ棒は天願に教えてください」と、相談ができて、天願のフェーヌシマは島袋に行って、島袋のマチ棒は天願に来た。
| レコード番号 | 47O420311 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C010 |
| 決定題名 | 泊港と南島踊り由来(シマグチ混じり) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 徳田永光 |
| 話者名かな | とくだえいこう |
| 生年月日 | 19030118 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字天願 |
| 記録日 | 19800222 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T8 A2 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻上130頁 |
| キーワード | 天願,泊港,外国船,沈没,洞窟,長屋,南蛮人,フェーヌシマ,マチ棒,中城村比嘉,島袋 |
| 梗概(こうがい) | 天願の泊港というところに外国の船が沈没して寄ってきたわけさ。そこには洞窟がたくさんあるんですよ。船は沈没してないもんだから、洞窟で寝泊まりしていた。南蛮人がそこで寝泊まりしたもんだから、その海の名は泊ってつけたそうです。トゥマイ海というてあだ名があるんですよ。天願の住民がかわいそうに思って長屋を造って南蛮人を住まわし、また、食事も芋なんか持って行って炊いてあげたりしていた。そこで、南蛮人は長らく住んでいたそうです。そうして、別れるときに、その連中が躍ったフェーヌシマを天願の人が覚えて、天願のアシビに取り入れたわけさあ。あれは最初は天願のものです。昔はフェーヌシマは天願だけにあったそうだが、中城村の比嘉・島袋から、「天願のフェーヌシマを教えて下さい」と来たもんだから、「勝手に教えることはできないから、これは字の協議でもってやろう」ということになったわけです。中城村はマチ棒が名人だから、そこで、「フェーヌシマを教える代わりに、マチ棒は天願に教えてください」と、相談ができて、天願のフェーヌシマは島袋に行って、島袋のマチ棒は天願に来た。 |
| 全体の記録時間数 | 5:06 |
| 物語の時間数 | 5:06 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |