
天願太郎治は金武奥間という人に殺された。太郎治の妻はべっぴんだったらしい。奥間は妻を奪うために殺したわけさ。その妻を馬に乗せて金武に連れていく途中、妻に夫の仇討をされたわけさ。「あっちに行ってちょっと休もう」と言って、金武奥間の馬から二人とも下りた。そして、「あんたの妻になるから、私の言うことも聞いてくれ」と太郎治の妻は言った。七日浜の上には山があるんですが、その山に大きい松の木があったそうです。そこで、「もうあなたの妻になるから、私を抱くつもりで、この松を私がいいという間抱いてくれ」と言ったわけさ。そうして、金武奥間も、「もう、自分に心は従っておるなあ」と思って、「とう、まずは、あんたの言うことを聞こう」と言って、金武奥間がその松を抱いているときに、太郎治の妻は自分のかんざしで、松を抱いている手を突き通して、後から頭を殴り、無事、夫の仇を討ち、帰ってきたそうです。そういう話があったんです。
| レコード番号 | 47O420310 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C010 |
| 決定題名 | 天願太郎治(シマグチ混じり) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 徳田永光 |
| 話者名かな | とくだえいこう |
| 生年月日 | 19030118 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字天願 |
| 記録日 | 19800222 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T8 A1 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻上120頁 |
| キーワード | 天願太郎治,金武奥間,妻,仇討,かんざし,松 |
| 梗概(こうがい) | 天願太郎治は金武奥間という人に殺された。太郎治の妻はべっぴんだったらしい。奥間は妻を奪うために殺したわけさ。その妻を馬に乗せて金武に連れていく途中、妻に夫の仇討をされたわけさ。「あっちに行ってちょっと休もう」と言って、金武奥間の馬から二人とも下りた。そして、「あんたの妻になるから、私の言うことも聞いてくれ」と太郎治の妻は言った。七日浜の上には山があるんですが、その山に大きい松の木があったそうです。そこで、「もうあなたの妻になるから、私を抱くつもりで、この松を私がいいという間抱いてくれ」と言ったわけさ。そうして、金武奥間も、「もう、自分に心は従っておるなあ」と思って、「とう、まずは、あんたの言うことを聞こう」と言って、金武奥間がその松を抱いているときに、太郎治の妻は自分のかんざしで、松を抱いている手を突き通して、後から頭を殴り、無事、夫の仇を討ち、帰ってきたそうです。そういう話があったんです。 |
| 全体の記録時間数 | 2:59 |
| 物語の時間数 | 2:59 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |