
名護親方は偉い人で、具志頭親方は仕事をよくする政治家であった。王から命令があったとき、国頭からでも首里まで歩いていったので、名護親方が、「これでは百姓はかわいそうだから、名護から首里まで道を大きく造って、道の外側は陰になるよう木を植えたらどうだ」と言った。その道をスクミチと言って「道路沿いに松を植えんといかん」と考えたのは名護親方。その松を植えたのは具志頭親方であった。また、台風が良く来たので、対策としてアダンを海岸林として植えた。教えたのは名護親方で、植えたのは具志頭親方で、みな具志頭親方がやったというふうになっている。大雨が降ると川が氾濫して畑に被害がでるので、川を造ろうとなったときも、具志頭親方は直線に造った方がいいと言ったが、名護親方はノーブ(屏風)を斜めにして上から水を流したら、曲がり曲がりして流れたそうだ。そうして、川は曲がりを造ったという話がある。
| レコード番号 | 47O420228 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C007 |
| 決定題名 | 名護親方と具志頭親方(シマグチ混じり) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 徳田永光 |
| 話者名かな | とくだえいこう |
| 生年月日 | 19040118 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市字天願 |
| 記録日 | 19800222 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T5 B17 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 父親から聞いた |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻上654頁 |
| キーワード | 名護親方,具志頭親方,政治家,国頭,首里,道造り,川造り,松,川,直線 |
| 梗概(こうがい) | 名護親方は偉い人で、具志頭親方は仕事をよくする政治家であった。王から命令があったとき、国頭からでも首里まで歩いていったので、名護親方が、「これでは百姓はかわいそうだから、名護から首里まで道を大きく造って、道の外側は陰になるよう木を植えたらどうだ」と言った。その道をスクミチと言って「道路沿いに松を植えんといかん」と考えたのは名護親方。その松を植えたのは具志頭親方であった。また、台風が良く来たので、対策としてアダンを海岸林として植えた。教えたのは名護親方で、植えたのは具志頭親方で、みな具志頭親方がやったというふうになっている。大雨が降ると川が氾濫して畑に被害がでるので、川を造ろうとなったときも、具志頭親方は直線に造った方がいいと言ったが、名護親方はノーブ(屏風)を斜めにして上から水を流したら、曲がり曲がりして流れたそうだ。そうして、川は曲がりを造ったという話がある。 |
| 全体の記録時間数 | 4:48 |
| 物語の時間数 | 4:48 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |