逆立ち幽霊 廻り灯籠由来(シマグチ)

概要

ある男が病気にかかり、死にそうになったとき、妻に自分が死んだら、お前は男を作るだろうという。妻は自分の鼻をそいだら、誰も妻にはしないだろうと言い、自分の鼻を削ぎ落す。やがて、男の病気が治り、妻が醜いとので、尾類の家に通うようになる。妻は、「あなたのために鼻を削いだのに、こんなことをするのか」と思う。やがて、男と尾類は妻に毒を飲ませ殺してしまう。その時、妻は夫にお前たちは二人で私に毒を飲ませたな、許さないと言い残し死ぬ。妻は墓に入れられるが、幽霊となって首里に行く道に立つようになる。その噂をきいたブシがこれはどういうことだろうと思い、そこへ言ってみると、幽霊が立っていた。そして、ブシに自分は頼みがあって立っている、人に悪さをするためではないという。自分は夫が死にそうになったとき、夫に自分が死んだら、男を作るだろうといわれ鼻を削いだのに、それから、嫌われて、尾類と一緒になって、毒を飲まされ殺されたという。それで、ブシは家の場所をきき、札を外してくるからあなたの思う通りにしなさいという幽霊があなたに御礼をしたいが、どんな御礼がいいかと聞くと、ブシは何もほしくないというが、幽霊はどこそこの森で墓をほると、フンシがよいから、そこに墓をほりなさい、クーイユが出てくるが、それが御礼であるという。ブシは墓をあけ、逆立ちを直してやり、その家へ行き札をはずした。幽霊は、夫と尾類を殺した。その女が死んだ16日に墓に行き、廻り灯籠を夫婦でさげる。すると、死んだ人が墓の中から首を出して、供え物をみると、供え物は腐ってしまった。それで廻り灯籠をさげるという。

再生時間:7:07

民話詳細DATA

レコード番号 47O420185
CD番号 47O42C006
決定題名 逆立ち幽霊 廻り灯籠由来(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 池端ウシ
話者名かな いけはたうし
生年月日 18910508
性別
出身地 具志川市字天願
記録日 19800222
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川T4 B13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 病気,鼻,尾類,逆立ち幽霊,首里,札,墓,巡り灯籠
梗概(こうがい) ある男が病気にかかり、死にそうになったとき、妻に自分が死んだら、お前は男を作るだろうという。妻は自分の鼻をそいだら、誰も妻にはしないだろうと言い、自分の鼻を削ぎ落す。やがて、男の病気が治り、妻が醜いとので、尾類の家に通うようになる。妻は、「あなたのために鼻を削いだのに、こんなことをするのか」と思う。やがて、男と尾類は妻に毒を飲ませ殺してしまう。その時、妻は夫にお前たちは二人で私に毒を飲ませたな、許さないと言い残し死ぬ。妻は墓に入れられるが、幽霊となって首里に行く道に立つようになる。その噂をきいたブシがこれはどういうことだろうと思い、そこへ言ってみると、幽霊が立っていた。そして、ブシに自分は頼みがあって立っている、人に悪さをするためではないという。自分は夫が死にそうになったとき、夫に自分が死んだら、男を作るだろうといわれ鼻を削いだのに、それから、嫌われて、尾類と一緒になって、毒を飲まされ殺されたという。それで、ブシは家の場所をきき、札を外してくるからあなたの思う通りにしなさいという幽霊があなたに御礼をしたいが、どんな御礼がいいかと聞くと、ブシは何もほしくないというが、幽霊はどこそこの森で墓をほると、フンシがよいから、そこに墓をほりなさい、クーイユが出てくるが、それが御礼であるという。ブシは墓をあけ、逆立ちを直してやり、その家へ行き札をはずした。幽霊は、夫と尾類を殺した。その女が死んだ16日に墓に行き、廻り灯籠を夫婦でさげる。すると、死んだ人が墓の中から首を出して、供え物をみると、供え物は腐ってしまった。それで廻り灯籠をさげるという。
全体の記録時間数 7:07
物語の時間数 7:07
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP