
城間仲の主人はともて誠な者であった。貧乏者が正月に食べるものがなかったので、夜、城間仲の家の天井に隠れた。主人は盗人の隠れるのをみていたが、みて見ぬふりをしていた。女中が夕飯を持ってきたので、もう一人分作ってこいという。どうしてかと聞くと、なんでもいいから、一人分作ってこいと言った。そうして、天井に昇っている兄さん、ここに降りてきて、一緒に歳をとりなさいというと、盗人は隣の人だったので、返事もできず、恥を忍んで、出てきた。あなたたちが夕飯を食べたら、供え物を取って、子どもたちにあげるつもりだったけど、見られたのでとらえてくださいという。城間仲は、「あなたも一緒に歳をとって、食べた残りは子どもたちに持っていきなさい」と言った。このような心を持っていたので、城間仲の家は栄え、今でもアルナーカ城間仲といわれている。また、田をめぐっているときに、盗人が稲を盗んだそうだら、その時も城間仲は隠れていて、盗みをさせた。このように貧乏者を助けたので、神様から徳は城間仲にある、誠よりいいものはないという。
| レコード番号 | 47O420127 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C004 |
| 決定題名 | 城間仲 大歳の盗人 下男泥棒(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 平良マツ |
| 話者名かな | たいらまつ |
| 生年月日 | 18880504 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 石川市字東恩納 |
| 記録日 | 19800222 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T3 B19 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 城間仲,貧乏者,天井,盗人, |
| 梗概(こうがい) | 城間仲の主人はともて誠な者であった。貧乏者が正月に食べるものがなかったので、夜、城間仲の家の天井に隠れた。主人は盗人の隠れるのをみていたが、みて見ぬふりをしていた。女中が夕飯を持ってきたので、もう一人分作ってこいという。どうしてかと聞くと、なんでもいいから、一人分作ってこいと言った。そうして、天井に昇っている兄さん、ここに降りてきて、一緒に歳をとりなさいというと、盗人は隣の人だったので、返事もできず、恥を忍んで、出てきた。あなたたちが夕飯を食べたら、供え物を取って、子どもたちにあげるつもりだったけど、見られたのでとらえてくださいという。城間仲は、「あなたも一緒に歳をとって、食べた残りは子どもたちに持っていきなさい」と言った。このような心を持っていたので、城間仲の家は栄え、今でもアルナーカ城間仲といわれている。また、田をめぐっているときに、盗人が稲を盗んだそうだら、その時も城間仲は隠れていて、盗みをさせた。このように貧乏者を助けたので、神様から徳は城間仲にある、誠よりいいものはないという。 |
| 全体の記録時間数 | 2:33 |
| 物語の時間数 | 2:33 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |