猿長者(シマグチ)

概要

大歳の夜に道中を通る人が泊まらせてくれと言ってきた。その人は実は神様であったが、みすぼらしい恰好をしていた。「歳の夜に人の家に泊まりにくるか、隣に行きなさい」と言われた。隣は貧乏者の爺と婆がいた。そこでは、「家も汚いですが、泊まってください」と言われ、そこに泊まって、ご飯も食べた。翌朝、「あなたたちは若くなるのと、年寄になるのと、どちらがよいか」と聞かれたので、「若くなれば畑も耕して金持ちになれる」と言った。そして、水を汲んでこさせ、シンメー鍋に湯を沸かし、薬を入れて二人は浴びると若くなった。それから、隣の金持ちの家に行って、このことを話した。隣も金持ちもその人を呼んで若くしてくださいと言ったが、「あなたたちは心が悪いから猿になりなさい」と言われ、みな猿になり、山へ逃げていった。猿はときどきやってきて、「ここは私たちの家だったのに」と言った。神は、猿の座る石を焼いておくように教え、焼いておいておくと、猿のそこに座り、お尻が焼けそれからは来なくなった。

再生時間:5:03

民話詳細DATA

レコード番号 47O420092
CD番号 47O42C003
決定題名 猿長者(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 花城ウシ
話者名かな はなしろうし
生年月日 19020505
性別
出身地 具志川市字栄野比
記録日 19800221
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川T2 B13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 大歳,神様,貧乏者,金持ち,若返る,猿,焼け石
梗概(こうがい) 大歳の夜に道中を通る人が泊まらせてくれと言ってきた。その人は実は神様であったが、みすぼらしい恰好をしていた。「歳の夜に人の家に泊まりにくるか、隣に行きなさい」と言われた。隣は貧乏者の爺と婆がいた。そこでは、「家も汚いですが、泊まってください」と言われ、そこに泊まって、ご飯も食べた。翌朝、「あなたたちは若くなるのと、年寄になるのと、どちらがよいか」と聞かれたので、「若くなれば畑も耕して金持ちになれる」と言った。そして、水を汲んでこさせ、シンメー鍋に湯を沸かし、薬を入れて二人は浴びると若くなった。それから、隣の金持ちの家に行って、このことを話した。隣も金持ちもその人を呼んで若くしてくださいと言ったが、「あなたたちは心が悪いから猿になりなさい」と言われ、みな猿になり、山へ逃げていった。猿はときどきやってきて、「ここは私たちの家だったのに」と言った。神は、猿の座る石を焼いておくように教え、焼いておいておくと、猿のそこに座り、お尻が焼けそれからは来なくなった。
全体の記録時間数 5:03
物語の時間数 5:03
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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