
普天間野嵩のナカジョーと言うところに娘がいた。そこへ唐旅をしに3人の人がきた。娘は布を織っているうちに居眠りをしていた。風のため船が壊れる夢をみていた。自分のイキーはくちばしでつかんでいた。しかし、女が布を織りながら居眠りするかと背中をたたかれたので、起きるのと同時にイキーを離してしまった。「ああ、私のイキーはいなくなってしまった。私のくちばしでくわえていたのに」と言ったので、「ばかなことを言うな」と親に怒られた。それから、家にこもって仕事もしなくなった。そうしているうちに、油売りがきて、「油を買ってください」という。油売りは妹をみて、「こんな美しい娘がいるよ」と言ったから、妹は「私より姉が美しい」と言った。油売りは、妹に頼んで、見せてくれという。妹は水たまりを超えるときに、「ねえさん」と呼ぶと出てくるはずだから、そのときに見なさいという。妹は叫んだので、姉は出てきた。油売りは「ああ、非常に美しい人がいる」と言った。娘はシジャに見られたといって、ウーバーラに針を抜いて髪にさし、普天間権現への道へ行った。そこの穴に入ったので親は毎日泣いた。それで、あなたの子どもはこれだといって、赤子を抱かせた。その子を家に連れ帰って、葬式をするために畑に連れていくと黄金になっていた。
| レコード番号 | 47O420078 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C003 |
| 決定題名 | 普天間権現由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 仲本カマタ |
| 話者名かな | なかもとかまた |
| 生年月日 | 19030525 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 具志川市字具志川 |
| 記録日 | 19800220 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T2 A17 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12,20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 普天間野嵩,娘,唐旅,機織り,居眠り,イキー,クチバシ,油売り,黄金,ウーバーラ,普天間権現, |
| 梗概(こうがい) | 普天間野嵩のナカジョーと言うところに娘がいた。そこへ唐旅をしに3人の人がきた。娘は布を織っているうちに居眠りをしていた。風のため船が壊れる夢をみていた。自分のイキーはくちばしでつかんでいた。しかし、女が布を織りながら居眠りするかと背中をたたかれたので、起きるのと同時にイキーを離してしまった。「ああ、私のイキーはいなくなってしまった。私のくちばしでくわえていたのに」と言ったので、「ばかなことを言うな」と親に怒られた。それから、家にこもって仕事もしなくなった。そうしているうちに、油売りがきて、「油を買ってください」という。油売りは妹をみて、「こんな美しい娘がいるよ」と言ったから、妹は「私より姉が美しい」と言った。油売りは、妹に頼んで、見せてくれという。妹は水たまりを超えるときに、「ねえさん」と呼ぶと出てくるはずだから、そのときに見なさいという。妹は叫んだので、姉は出てきた。油売りは「ああ、非常に美しい人がいる」と言った。娘はシジャに見られたといって、ウーバーラに針を抜いて髪にさし、普天間権現への道へ行った。そこの穴に入ったので親は毎日泣いた。それで、あなたの子どもはこれだといって、赤子を抱かせた。その子を家に連れ帰って、葬式をするために畑に連れていくと黄金になっていた。 |
| 全体の記録時間数 | 6:36 |
| 物語の時間数 | 6:36 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |