きじむなーとともだち
家の門にウスクの木があって、その木にキジムナーが巣を作っていた。 その家の主人が漁に行くときは、キジムナーも巣から出て来て追って行くと、漁はいつも大漁であった。主人はそれで金持ちになったが、キジムナーは毎夜毎夜やって来るので、だんだん煩わしくなった。それで、妻に「自分とキジムナーが漁に出たら、木に五寸釘を打ち込んで巣には藁で火をつけて燃やすように」といった。そういって、漁に出かけると、キジムナーは自分の巣が燃えているのに気が付くと急いで帰ってしまった。キジムナーは「お前を助けてあげたのにそんなことをするのか。もう私はそこに住めないから、双葉をつけている木があるのでそこに行くよ」といって出て行ってしまった。キジムナーが新たに住み着いた家も金持ちになったという話。
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レコード番号 | - |
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CD番号 | - |
決定題名 | キジムナーと友達(シマグチ) |
話者がつけた題名 | - |
話者名 | 城間ウシ |
話者名かな | しろまうし |
生年月日 | - |
性別 | 女 |
出身地 | - |
記録日 | - |
記録者の所属組織 | - |
元テープ番号 | - |
元テープ管理者 | - |
分類 | - |
発句(ほっく) | - |
伝承事情 | - |
文字化資料 | - |
キーワード | - |
梗概(こうがい) | 家の門にウスクの木があって、その木にキジムナーが巣を作っていた。 その家の主人が漁に行くときは、キジムナーも巣から出て来て追って行くと、漁はいつも大漁であった。主人はそれで金持ちになったが、キジムナーは毎夜毎夜やって来るので、だんだん煩わしくなった。それで、妻に「自分とキジムナーが漁に出たら、木に五寸釘を打ち込んで巣には藁で火をつけて燃やすように」といった。そういって、漁に出かけると、キジムナーは自分の巣が燃えているのに気が付くと急いで帰ってしまった。キジムナーは「お前を助けてあげたのにそんなことをするのか。もう私はそこに住めないから、双葉をつけている木があるのでそこに行くよ」といって出て行ってしまった。キジムナーが新たに住み着いた家も金持ちになったという話。 |
全体の記録時間数 | 2:17 |
物語の時間数 | 2:17 |
言語識別 | 方言 |
音源の質 | 〇 |
テープ番号 | - |
予備項目1 | - |