ひばりとダンダフの賭け(共通語)

概要

方言でダンダフという、鷲みたいな水鳥がいる。この鳥は、普段は山に住んでいて凪のときは捕りきれないが、波の荒い時に海から魚を捕る。ダンダフが雲雀に出会い、小さい雲雀を軽蔑した。すると雲雀は「僕は小さくても力を持っている。猪を殺してみせる」と言うので、ダンダフは「それなら僕は一回で二匹の魚を捕る」ということになった。するとちょうど猪がやって来た。雲雀は「ようく見ておれ」と茅の中を抜けて猪の耳の中へ突っ込んで急にピチュンピチュンと鳴いたから、猪は驚いて走っているうちに岩に頭をぶつけて死んでしまった。「どうだ。ダンダフ。参ったか。」と言うので、ダンダフは「小さい奴と思って馬鹿にしたら、えらいことになってしまった。」と思いながらも意地になって、「今度は僕の番だから大きな魚を一度に二匹獲ってやろう。」と、二匹の魚をつかんだ。すると魚が別のほうへ逃げたので、ダンダフは股が裂けて死んでしまった。だから、八重山では、「欲張ると股が裂ける。」という意味で、「欲(よく)の股裂(またさ)かあ。」と言っている。

再生時間:3:55

民話詳細DATA

レコード番号 47O340285
CD番号 47O34C020
決定題名 ひばりとダンダフの賭け(共通語)
話者がつけた題名 欲の股裂き
話者名 喜舎場兼次郎
話者名かな きしゃばけんじろう
生年月日 19040113
性別
出身地 沖縄県石垣市字川平
記録日 19950913
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字川平 T57 A06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 11
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 八重山諸島民話集 P13
キーワード ダンダフ,雲雀,欲のマタサカー,二匹の魚,猪
梗概(こうがい) 方言でダンダフという、鷲みたいな水鳥がいる。この鳥は、普段は山に住んでいて凪のときは捕りきれないが、波の荒い時に海から魚を捕る。ダンダフが雲雀に出会い、小さい雲雀を軽蔑した。すると雲雀は「僕は小さくても力を持っている。猪を殺してみせる」と言うので、ダンダフは「それなら僕は一回で二匹の魚を捕る」ということになった。するとちょうど猪がやって来た。雲雀は「ようく見ておれ」と茅の中を抜けて猪の耳の中へ突っ込んで急にピチュンピチュンと鳴いたから、猪は驚いて走っているうちに岩に頭をぶつけて死んでしまった。「どうだ。ダンダフ。参ったか。」と言うので、ダンダフは「小さい奴と思って馬鹿にしたら、えらいことになってしまった。」と思いながらも意地になって、「今度は僕の番だから大きな魚を一度に二匹獲ってやろう。」と、二匹の魚をつかんだ。すると魚が別のほうへ逃げたので、ダンダフは股が裂けて死んでしまった。だから、八重山では、「欲張ると股が裂ける。」という意味で、「欲(よく)の股裂(またさ)かあ。」と言っている。
全体の記録時間数 5:12
物語の時間数 3:55
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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