
たくさんの弟子をもっているサンシンの先生がいた。ある晩、家に帰ると女の子が泣いている。どうしたのかといくら聞いても返事をしない。先生は女の子を家に連れて帰り使用人として使っていた。しばらくすると先生は病気で危篤になる。すると数十人の弟子が集まり、今まで先生に教えてもらった歌を全部弾いた。柳節を弾いていると、女の子がいなくなっていた。侍が外を見ると、女の子が木になっていた。そこで侍はヤナギ、アマカワ、タキオトシを歌いながら、刀をさしてその木から目を離さず踊りながら木を叩き切った。ヤナギ、アマカワ、タキオトシは家を祈祷する時に歌う歌であり、間違えてはいけない。ヤナギを歌ったら休憩、アマカワを弾いたらすぐタキオトシ。明るいうちに東西南北の隅々と便所にお札をはり、門だけは残しておく。家の中は、一人は塩をまき、一人はヤナギの枝をを使って塩水を敷き、庭には海の白砂をまいて清める(タキオトシのとき)。家の後ろから二人が(邪を)追い出して行き、最後に寺からもらってきた祈祷札を門に立てる。3名は必要。家を新しく建てたときや、33回忌の前々日に祈祷ををしてからご先祖をお迎えする。33回忌が終わった翌日はアマカワだけを歌った。今はすぐ解散している。
| レコード番号 | 47O340282 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C020 |
| 決定題名 | 柳節の悪霊払い(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 喜舎場兼次郎 |
| 話者名かな | きしゃばけんじろう |
| 生年月日 | 19040113 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市字川平 |
| 記録日 | 19950913 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市字川平 T57 A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20,80 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 弟子,先生,女の子,病気,危篤,歌,柳節,木,侍,刀,ヤナギ,アマカワ,タキオトシ,祈祷,門,塩,白砂,札,33回忌,前々日,お祈り |
| 梗概(こうがい) | たくさんの弟子をもっているサンシンの先生がいた。ある晩、家に帰ると女の子が泣いている。どうしたのかといくら聞いても返事をしない。先生は女の子を家に連れて帰り使用人として使っていた。しばらくすると先生は病気で危篤になる。すると数十人の弟子が集まり、今まで先生に教えてもらった歌を全部弾いた。柳節を弾いていると、女の子がいなくなっていた。侍が外を見ると、女の子が木になっていた。そこで侍はヤナギ、アマカワ、タキオトシを歌いながら、刀をさしてその木から目を離さず踊りながら木を叩き切った。ヤナギ、アマカワ、タキオトシは家を祈祷する時に歌う歌であり、間違えてはいけない。ヤナギを歌ったら休憩、アマカワを弾いたらすぐタキオトシ。明るいうちに東西南北の隅々と便所にお札をはり、門だけは残しておく。家の中は、一人は塩をまき、一人はヤナギの枝をを使って塩水を敷き、庭には海の白砂をまいて清める(タキオトシのとき)。家の後ろから二人が(邪を)追い出して行き、最後に寺からもらってきた祈祷札を門に立てる。3名は必要。家を新しく建てたときや、33回忌の前々日に祈祷ををしてからご先祖をお迎えする。33回忌が終わった翌日はアマカワだけを歌った。今はすぐ解散している。 |
| 全体の記録時間数 | 10:07 |
| 物語の時間数 | 3:02 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |