
崎枝部落の御願崎(ウガンザキ)の先に、一枚岩に石が乗っているところがある。これをフツプイ(風呂敷)石と呼んでいる。昔、崎枝部落に兄妹がいた。兄は田んぼ仕事をし、妹はその兄のために弁当を作って届けようとしていた。しかし、妹はお昼に弁当を届けるのがだいぶ遅れてしまった。兄は腹をたて、遅れてやってきた妹をおもいっきり蹴飛ばした。妹は弁当を包んだ風呂敷ごと飛んで行った。それを哀れに思った神様が、妹を拾い上げ岩の上に置いた。人間が石になったという言い伝えである。また他の説に、兄に蹴り飛ばされた妹は、神様に助けられ、於茂登山(オモトヤマ)に上げられたという話がある。姉妹神として於茂登山の頂上に祀られ、今日でも尊ばれているが、男子禁制の場でもある。また、名蔵でも類似した話がある。
| レコード番号 | 47O340253 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C017 |
| 決定題名 | 御願崎のプツプィ石(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 御願崎の風呂敷(フツプイ)石 |
| 話者名 | 岸本重一 |
| 話者名かな | きしもとしげかず |
| 生年月日 | 19221208 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市字川平 |
| 記録日 | 19950911 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市字川平 T54 A05 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20,40 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 崎枝部落,兄,妹,弁当,風呂敷,神様,岩,於茂登岳 |
| 梗概(こうがい) | 崎枝部落の御願崎(ウガンザキ)の先に、一枚岩に石が乗っているところがある。これをフツプイ(風呂敷)石と呼んでいる。昔、崎枝部落に兄妹がいた。兄は田んぼ仕事をし、妹はその兄のために弁当を作って届けようとしていた。しかし、妹はお昼に弁当を届けるのがだいぶ遅れてしまった。兄は腹をたて、遅れてやってきた妹をおもいっきり蹴飛ばした。妹は弁当を包んだ風呂敷ごと飛んで行った。それを哀れに思った神様が、妹を拾い上げ岩の上に置いた。人間が石になったという言い伝えである。また他の説に、兄に蹴り飛ばされた妹は、神様に助けられ、於茂登山(オモトヤマ)に上げられたという話がある。姉妹神として於茂登山の頂上に祀られ、今日でも尊ばれているが、男子禁制の場でもある。また、名蔵でも類似した話がある。 |
| 全体の記録時間数 | 6:20 |
| 物語の時間数 | 6:12 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |