王様の枕取り(共通語混じり)

概要

サイタラパナキという泥棒の名人が御主加那志(ふしゅんがなし)の部下に、「八日の夜に御主加那志(ふしゅんがなし)の枕を取って見せます。」と言うた。そしたら、御主加那志(ふしゅんがなし)の部下の者も、「今日(きゅー)ぬ夜(ゆ)に枕取(まくらとぅ)に来るから、みんな良く番をしなさいよ。」と言った。部下の者はいっぱい集まっていたら、十二時ごろに豆俵を担いで来て家の上に登って、この大粒の豆を家の上からブツブツブツ、トントントンと庭に豆粒を落としたら、殿様はそれを聞いて、「もうこんな大雨なら絶対に来ないから、もう眠ろう。」と言って眠り、部下の者も眠った。二時ごろになると、このサイタラパナキは、家の王様の寝どころに水を少し持ってきて、この王様の耳に水を入れたから、王様は、「こんな大雨だから家が雨漏りしているな。」と頭をちょっと上げたら、そのときに枕を交換してサイタラバナキが持って行ってしまった。王様は翌日起きてから枕を取られたのが分かったそうだ。

再生時間:2:04

民話詳細DATA

レコード番号 47O340226
CD番号 47O34C015
決定題名 王様の枕取り(共通語混じり)
話者がつけた題名 サイタルパナイキの殿様の枕をとった話
話者名 大底米
話者名かな おおそこよね
生年月日 19041115
性別
出身地 沖縄県石垣市字川平
記録日 19760802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字川平 T24 A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情 父母が教訓を織り交ぜ意識して聞かされた。また自分自身昔話を聞くのが好きで父が他人に話すのをじっと聞いていた。
文字化資料 石垣島の民話 P216
キーワード サイタラパナキ,御主加那志(ふしゅんがなし),八日の夜,枕,
梗概(こうがい) サイタラパナキという泥棒の名人が御主加那志(ふしゅんがなし)の部下に、「八日の夜に御主加那志(ふしゅんがなし)の枕を取って見せます。」と言うた。そしたら、御主加那志(ふしゅんがなし)の部下の者も、「今日(きゅー)ぬ夜(ゆ)に枕取(まくらとぅ)に来るから、みんな良く番をしなさいよ。」と言った。部下の者はいっぱい集まっていたら、十二時ごろに豆俵を担いで来て家の上に登って、この大粒の豆を家の上からブツブツブツ、トントントンと庭に豆粒を落としたら、殿様はそれを聞いて、「もうこんな大雨なら絶対に来ないから、もう眠ろう。」と言って眠り、部下の者も眠った。二時ごろになると、このサイタラパナキは、家の王様の寝どころに水を少し持ってきて、この王様の耳に水を入れたから、王様は、「こんな大雨だから家が雨漏りしているな。」と頭をちょっと上げたら、そのときに枕を交換してサイタラバナキが持って行ってしまった。王様は翌日起きてから枕を取られたのが分かったそうだ。
全体の記録時間数 2:09
物語の時間数 2:04
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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