
昔、波照間のサキダの主が、首里王朝へ上納米の献納で行くことになり、川平の仲間屋の松大主(まつうふしゅ)を供にして、馬艦船(まーらんせん)で船出した。途中で暴風に見舞われたので、宮古に上陸し、山川という御嶽で祈願されたところ無事に航海できた。帰路、宮古の山川御嶽の神を川平に移した。川平では最初クジ御嶽(お ん)というところで祀っていたが、あまり思わしくない。次にスクガ山というところに移したが、ここもいい場所が無い。それで、今現在の場所に宮古向きに山川御嶽のお宮を建てた。昔は豊年祭りが終わったあとに、波照間の家にみなで集まって、夜通し遊ぶ習慣があったが、波照間の家は士族の家で、士族の家に平民が遊ぶのはいけないということになり、仲間の松大主は、氏子は波照間の家で神への功労にお祝儀をした後、仲間の大主のところに集まって夜通し遊ぶことを決めた。
| レコード番号 | 47O340214 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C014 |
| 決定題名 | 山川御嶽の始まり(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 島袋寛二 |
| 話者名かな | しまぶくろかんじ |
| 生年月日 | 19080926 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市字川平 |
| 記録日 | 19760802 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市字川平 T23 A10 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | むかし |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 波照間,仲間屋,松大主,暴風,宮古,山川御嶽,クジ御嶽,スクガ山,豊年祭り |
| 梗概(こうがい) | 昔、波照間のサキダの主が、首里王朝へ上納米の献納で行くことになり、川平の仲間屋の松大主(まつうふしゅ)を供にして、馬艦船(まーらんせん)で船出した。途中で暴風に見舞われたので、宮古に上陸し、山川という御嶽で祈願されたところ無事に航海できた。帰路、宮古の山川御嶽の神を川平に移した。川平では最初クジ御嶽(お ん)というところで祀っていたが、あまり思わしくない。次にスクガ山というところに移したが、ここもいい場所が無い。それで、今現在の場所に宮古向きに山川御嶽のお宮を建てた。昔は豊年祭りが終わったあとに、波照間の家にみなで集まって、夜通し遊ぶ習慣があったが、波照間の家は士族の家で、士族の家に平民が遊ぶのはいけないということになり、仲間の松大主は、氏子は波照間の家で神への功労にお祝儀をした後、仲間の大主のところに集まって夜通し遊ぶことを決めた。 |
| 全体の記録時間数 | 2:44 |
| 物語の時間数 | 2:32 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |