仲間満慶山(共通語)

概要

今から五百年近く前、仲間満慶山という偉人がおられました。その人はなかなか武勇の達者な人で、人々から高く評価されておりました。それで、その話が支那にも聞こえて、支那から、こういうような人物が生まれるのは川平の部落の風水(ふうし)の構えが変わったところがあるんじゃないかと調査員を派遣した。その調査員は川平に来て風景や構えを見て、「うん、これは確かにいいところだ。」と色々調べてみたところが、川平湾の奥の石が鉾のように支那に向かっておる。「この石は支那をつき通そうとしておる。」と見て、それから今度は昔からの貝塚、仲間森の文化財にも指定されておる獅子があり支那に向かって口を開いてる。「獅子は支那を今にも食おうとしておる。」と見て、それからまた、「仲間満慶山のような、この武勇達者な偉人が生まれるのは何故かな。」と見たところが、仲間カー(なかま か ー)という井泉(か ー)があったので、「このカーの水を飲んでおるからこう言う人物が生まれる。」ということを報告した。すると支那から、「すぐこれを処分してこい。」という命令があったので、あの獅子は、獅子の大顎を切って下に落とされ、湾の奥にあった鉾石も鉾先を切り落として覆い、満慶山の使っていた井戸も塞がれた。それからは、偉い人物も武勇達者な人も生まれなかった。

再生時間:5:34

民話詳細DATA

レコード番号 47O340196
CD番号 47O34C013
決定題名 仲間満慶山(共通語)
話者がつけた題名
話者名 南風野英助
話者名かな はえのえいすけ
生年月日 18931206
性別
出身地 沖縄県石垣市字川平
記録日 19760802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字川平 T22 A04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 祖父母より
文字化資料
キーワード 偉人,風水,支那,石,貝塚,仲間カー
梗概(こうがい) 今から五百年近く前、仲間満慶山という偉人がおられました。その人はなかなか武勇の達者な人で、人々から高く評価されておりました。それで、その話が支那にも聞こえて、支那から、こういうような人物が生まれるのは川平の部落の風水(ふうし)の構えが変わったところがあるんじゃないかと調査員を派遣した。その調査員は川平に来て風景や構えを見て、「うん、これは確かにいいところだ。」と色々調べてみたところが、川平湾の奥の石が鉾のように支那に向かっておる。「この石は支那をつき通そうとしておる。」と見て、それから今度は昔からの貝塚、仲間森の文化財にも指定されておる獅子があり支那に向かって口を開いてる。「獅子は支那を今にも食おうとしておる。」と見て、それからまた、「仲間満慶山のような、この武勇達者な偉人が生まれるのは何故かな。」と見たところが、仲間カー(なかま か ー)という井泉(か ー)があったので、「このカーの水を飲んでおるからこう言う人物が生まれる。」ということを報告した。すると支那から、「すぐこれを処分してこい。」という命令があったので、あの獅子は、獅子の大顎を切って下に落とされ、湾の奥にあった鉾石も鉾先を切り落として覆い、満慶山の使っていた井戸も塞がれた。それからは、偉い人物も武勇達者な人も生まれなかった。
全体の記録時間数 5:56
物語の時間数 5:34
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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