野底マーぺー(共通語)

概要

昔、病気が流行して人口が減った部落に、他の人口の多い部落から強制移住をさせる寄せ人という制度があった。野底マーぺーの部落も何かの病気が流行して人口が減り、やがて廃村になるという状態になった。そこで役人は新城(あらぐすく)村の人々に野底に行けと命令した。ところがいろいろ事情があった。ある青年と娘が恋をしていた。娘は寄せ人にされて、毎日毎日青年のことを思って仕事もできないでいた。野底の一番高いところに登って、自分の生まれ島で新城を見ようとした。ところがその森は頂上に上っても、おもと山脈に、新城の島は隠れて見えない。娘は泣くだけ泣いてそこに座っていた。そしてそのまま石になった。娘の名はマーペーだったから、その石を野底マーペーと呼んでいる。

再生時間:6:54

民話詳細DATA

レコード番号 47O340172
CD番号 47O34C011
決定題名 野底マーぺー(共通語)
話者がつけた題名 石になった人
話者名 大仲松
話者名かな おおなかまつ
生年月日 18940908
性別
出身地 沖縄県石垣市字川平
記録日 19750810
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字川平 T20 B09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 寄せ人,野底マーペー,新城,娘,青年,恋愛,石,オモト山
梗概(こうがい) 昔、病気が流行して人口が減った部落に、他の人口の多い部落から強制移住をさせる寄せ人という制度があった。野底マーぺーの部落も何かの病気が流行して人口が減り、やがて廃村になるという状態になった。そこで役人は新城(あらぐすく)村の人々に野底に行けと命令した。ところがいろいろ事情があった。ある青年と娘が恋をしていた。娘は寄せ人にされて、毎日毎日青年のことを思って仕事もできないでいた。野底の一番高いところに登って、自分の生まれ島で新城を見ようとした。ところがその森は頂上に上っても、おもと山脈に、新城の島は隠れて見えない。娘は泣くだけ泣いてそこに座っていた。そしてそのまま石になった。娘の名はマーペーだったから、その石を野底マーペーと呼んでいる。
全体の記録時間数 7:11
物語の時間数 6:54
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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