兄弟の仲直り(方言)

概要

あるところにむつまじい友達がいた。人はあなた達は親や兄弟の元を離れ、どうして2人だけでいるのか、親兄弟の所へは行かないのかと聞く。すると私にはいろいろと都合があるのでと言って、今年になれば来年、来年になれば再来年と、六年、十年と過ぎ、だんだん足は遠のいて、全く途絶えてしまった。しかし友達とは毎日楽しく過ごしていた。そうしているところへ、隣のおばあさんが、何故、親兄弟とは遠く離れて友達と暮らすのか、親は親であり、兄弟は兄弟であり、友達は友達であるという。その年、きびは例年になく豊作で、きび畑でその友達は畑を荒らしていた猪をしとめて家へ帰ろうとした。しかし、ふと隣のおばあさんの言ったことを思い出し、ひとつためしにと思い、家に帰り、友達には誤って人を殺めてしまった、一緒に行って死体を片付けてもらえないかと聞くと、その友達は、いや今日は大変疲れてしまい、どうも山へ行く元気はないと精彩のない返事をした。そこでその人は家族の所へ行き、(友達に言ったことを同じく弟を試してみようと)弟に話すと、早速弟は承知してくれ、親も同意見であった。そこで兄は弟を連れ、山で人とは違う猪を一緒に持って帰り、料理して食った。それから兄弟は仲良くなった。

再生時間:4:27

民話詳細DATA

レコード番号 47O340018
CD番号 47O34C002
決定題名 兄弟の仲直り(方言)
話者がつけた題名
話者名 新本山多
話者名かな あらもとやまた
生年月日 19060518
性別
出身地 沖縄県石垣市字宮良
記録日 19750804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字宮良 T35 B07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく) むかす
伝承事情
文字化資料
キーワード 兄弟,友達
梗概(こうがい) あるところにむつまじい友達がいた。人はあなた達は親や兄弟の元を離れ、どうして2人だけでいるのか、親兄弟の所へは行かないのかと聞く。すると私にはいろいろと都合があるのでと言って、今年になれば来年、来年になれば再来年と、六年、十年と過ぎ、だんだん足は遠のいて、全く途絶えてしまった。しかし友達とは毎日楽しく過ごしていた。そうしているところへ、隣のおばあさんが、何故、親兄弟とは遠く離れて友達と暮らすのか、親は親であり、兄弟は兄弟であり、友達は友達であるという。その年、きびは例年になく豊作で、きび畑でその友達は畑を荒らしていた猪をしとめて家へ帰ろうとした。しかし、ふと隣のおばあさんの言ったことを思い出し、ひとつためしにと思い、家に帰り、友達には誤って人を殺めてしまった、一緒に行って死体を片付けてもらえないかと聞くと、その友達は、いや今日は大変疲れてしまい、どうも山へ行く元気はないと精彩のない返事をした。そこでその人は家族の所へ行き、(友達に言ったことを同じく弟を試してみようと)弟に話すと、早速弟は承知してくれ、親も同意見であった。そこで兄は弟を連れ、山で人とは違う猪を一緒に持って帰り、料理して食った。それから兄弟は仲良くなった。
全体の記録時間数 4:41
物語の時間数 4:27
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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