
ウマグサがあった時、親雲上(べーちん)は、朝早く村の前からよ、西の田原まで畑回りをして来て、その時よ、激しい地震があったらしいね。東の海を見たらね、遠くから恐ろしい、もう高い波が押し寄せてきたのを見てね。その時、前盛屋のインチュという女の人がね、五代目の祖先らしいよ。子どもをおんぶしてね、田原の畑にニーシビラといったら、ネギさね、あの食べられるネギを取りに行って、畑に来たからね、親雲上がね、インチュという女の人にね、「東から津波が来るから。」と言ってね、この人をね、大きな松の木に登らせてよ、自分の大きな馬の綱よ、帯縄で二人を松の木に縛っておき、自分は馬をとばして西の田原まで逃げ込んでいったらしいよ。そしたら、松の木に登った親子はね、足まで波に洗われたけど、幸いに助かったから、親雲上が来て下ろしたという。
| レコード番号 | 47O150347 |
|---|---|
| CD番号 | 47O15C020 |
| 決定題名 | 津波で助かった親子(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 次呂久トヨ |
| 話者名かな | じろくとよ |
| 生年月日 | 19160907 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 石垣市大浜 |
| 記録日 | 19940823 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市大浜T98A08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 地震,津波 |
| 梗概(こうがい) | ウマグサがあった時、親雲上(べーちん)は、朝早く村の前からよ、西の田原まで畑回りをして来て、その時よ、激しい地震があったらしいね。東の海を見たらね、遠くから恐ろしい、もう高い波が押し寄せてきたのを見てね。その時、前盛屋のインチュという女の人がね、五代目の祖先らしいよ。子どもをおんぶしてね、田原の畑にニーシビラといったら、ネギさね、あの食べられるネギを取りに行って、畑に来たからね、親雲上がね、インチュという女の人にね、「東から津波が来るから。」と言ってね、この人をね、大きな松の木に登らせてよ、自分の大きな馬の綱よ、帯縄で二人を松の木に縛っておき、自分は馬をとばして西の田原まで逃げ込んでいったらしいよ。そしたら、松の木に登った親子はね、足まで波に洗われたけど、幸いに助かったから、親雲上が来て下ろしたという。 |
| 全体の記録時間数 | 1:53 |
| 物語の時間数 | 1:52 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |