
明和の大津波ね、みんなもう人が亡くなって、人いないから、大浜にね、波照間島からね、分祀してこっちに持ってきて、こっちでフルスト原があるでしょう。あっちの前の方に最初は、祀っておったさあね。だけどが、道が悪かってね。あれだから、もう何年であったかね、大正か昭和の何年かにこっちに下ろして移転してきたさ。戦後すぐだすぐだはずね。明和の津波でやられて、石、うん後ろにもこれあるさ。神の神名は、ナカオセイビギセイショウノツキとが言うさあね。またあの後ろにイベナと言ってね、小さい拝(うが)むところがあるさあね。こっちはね、ツキノマンカフラーとがあるさ。ツキノマンカフラーね。明和の大津波で、波照間から強制的にもう移住やられて来てる訳さね。そして、この波照間から来てる人がね、稲福という人とね、大浜、田盛、これ屋号でしょ。この三兄弟がね、波照間の波照間の島からね、名石(なーいし)御願と言う御願の神様をね、分家させて、こっちの大石御願の神として、神霊をね、フルスト原のあの木に祀られたわけよ。そして、こっちみんな流されたから、フルスト原の所は、外れだからもう向こうは高いところだからよ、みんなもう海の方は驚いて、向こうがね、島は栄えるはずと思って、あのフルスト原の方でね、あの部落を建てて、向こうでもうこの神を祀ってあっちでもう、御願でいらした訳さね。 こんなにして、波照間からの人みんな分家して来て、みんなでね、こうフルスト原の大石御願ね、あっちをもう拝んでいらしたけどが、もう人がね、もう海の近くが、海からのいろんな魚も採って、食べるのに豊富だと思って、海の近くにみんな集まったわけですよね。それでもう向こうはもう遠すぎてよ、山の中になったわけよ。もうあっちにはもう人来ないわけよ。それでね、それでは、困ると思って、大正、戦後、村の行事あれもね、不便だからね、こっちの学校の裏っ側よ、崎原道路にね、こっちでもう、「みんな御願はね、こっちで拝むようにしよう。」としてね、こっちの方にもう移転してきて、こっちに祀られている。うちなんかもう、あっち拝んで三五年なりますよ。
| レコード番号 | 47O150342 |
|---|---|
| CD番号 | 47O15C020 |
| 決定題名 | 大石御願(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 次呂久トヨ |
| 話者名かな | じろくとよ |
| 生年月日 | 19160907 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 石垣市大浜 |
| 記録日 | 19940823 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市大浜T98A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 大浜の民話(平成7年度卒業論文)P37 |
| キーワード | 明和の大津波 |
| 梗概(こうがい) | 明和の大津波ね、みんなもう人が亡くなって、人いないから、大浜にね、波照間島からね、分祀してこっちに持ってきて、こっちでフルスト原があるでしょう。あっちの前の方に最初は、祀っておったさあね。だけどが、道が悪かってね。あれだから、もう何年であったかね、大正か昭和の何年かにこっちに下ろして移転してきたさ。戦後すぐだすぐだはずね。明和の津波でやられて、石、うん後ろにもこれあるさ。神の神名は、ナカオセイビギセイショウノツキとが言うさあね。またあの後ろにイベナと言ってね、小さい拝(うが)むところがあるさあね。こっちはね、ツキノマンカフラーとがあるさ。ツキノマンカフラーね。明和の大津波で、波照間から強制的にもう移住やられて来てる訳さね。そして、この波照間から来てる人がね、稲福という人とね、大浜、田盛、これ屋号でしょ。この三兄弟がね、波照間の波照間の島からね、名石(なーいし)御願と言う御願の神様をね、分家させて、こっちの大石御願の神として、神霊をね、フルスト原のあの木に祀られたわけよ。そして、こっちみんな流されたから、フルスト原の所は、外れだからもう向こうは高いところだからよ、みんなもう海の方は驚いて、向こうがね、島は栄えるはずと思って、あのフルスト原の方でね、あの部落を建てて、向こうでもうこの神を祀ってあっちでもう、御願でいらした訳さね。 こんなにして、波照間からの人みんな分家して来て、みんなでね、こうフルスト原の大石御願ね、あっちをもう拝んでいらしたけどが、もう人がね、もう海の近くが、海からのいろんな魚も採って、食べるのに豊富だと思って、海の近くにみんな集まったわけですよね。それでもう向こうはもう遠すぎてよ、山の中になったわけよ。もうあっちにはもう人来ないわけよ。それでね、それでは、困ると思って、大正、戦後、村の行事あれもね、不便だからね、こっちの学校の裏っ側よ、崎原道路にね、こっちでもう、「みんな御願はね、こっちで拝むようにしよう。」としてね、こっちの方にもう移転してきて、こっちに祀られている。うちなんかもう、あっち拝んで三五年なりますよ。 |
| 全体の記録時間数 | 6:52 |
| 物語の時間数 | 6:24 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |