
名蔵川にあるおじいさんが来ると、女の人がたたずんでいた。その川には橋がかかってなく、潮が満ちると裸になって着物を頭の上にのせて渡らねばならなかった。この女の人は潮が満ちて水かさが増している川を渡ることができなくて困っていた。そこで、おじいさんは女の人をおぶって川を渡った。渡った後、女の人は丁寧に礼を言った。そして、おじいさんの名を聞くと、おじいさんは「ナーマヤー」と答えた。女の人は「実は、私は夜ガラスで、夜に火を咥えて火事を起こす悪い鳥です。もし、私が飛んでいたら「ナーマヤーどー」と言って、臼をつけば、あなたの家には火を落とさず隣の家に落とすから」と言った。おじいさんはその通りにしたので、このおじいさんの家は火事をまぬがれた。それから、夜ガラスが飛ぶと、臼をつく習慣ができた。
| レコード番号 | 47O150320 |
|---|---|
| CD番号 | 47O15C019 |
| 決定題名 | 夜烏の教え(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 慶田正介 |
| 話者名かな | けいだしょうすけ |
| 生年月日 | 19181129 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 石垣市大浜 |
| 記録日 | 19940823 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市大浜T96B01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 夜ガラス,火事,臼 |
| 梗概(こうがい) | 名蔵川にあるおじいさんが来ると、女の人がたたずんでいた。その川には橋がかかってなく、潮が満ちると裸になって着物を頭の上にのせて渡らねばならなかった。この女の人は潮が満ちて水かさが増している川を渡ることができなくて困っていた。そこで、おじいさんは女の人をおぶって川を渡った。渡った後、女の人は丁寧に礼を言った。そして、おじいさんの名を聞くと、おじいさんは「ナーマヤー」と答えた。女の人は「実は、私は夜ガラスで、夜に火を咥えて火事を起こす悪い鳥です。もし、私が飛んでいたら「ナーマヤーどー」と言って、臼をつけば、あなたの家には火を落とさず隣の家に落とすから」と言った。おじいさんはその通りにしたので、このおじいさんの家は火事をまぬがれた。それから、夜ガラスが飛ぶと、臼をつく習慣ができた。 |
| 全体の記録時間数 | 5:58 |
| 物語の時間数 | 3:00 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |