
評判の娘がいたが全然顔を見せなかった。本土から来た武士が、その娘を是非見たいと女中に頼む。子どもを泣かせたらその娘が見にくるであろうから、そのときに顔を見ようと女中と芝居をした。案の上、子どもが転んで泣いたので娘が慌てて家の中から出て来た。その時に武士は「あっ、見た」と言った。その言葉に気づいた娘は、人に顔を見られてしまったと家を出て行く。その時、針に糸を通して髪にさす。その糸を辿って行くと洞穴にたどり着いた。武士は自分の行動を恥じる。その洞穴に刀を忘れてしまい困っていた。再び、沖縄に来てその洞窟に行くとその刀はハブになって、人を寄せ付けなかった。女が刀を守っていたのである。女は神様だった。神様は霊験あらたかなりである。それで普天間宮を多くの人が拝むようになった。
| レコード番号 | 47O150212 |
|---|---|
| CD番号 | 47O15C013 |
| 決定題名 | 普天間権現由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 稲福定蔵 |
| 話者名かな | いなふくていぞう |
| 生年月日 | 19090528 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 石垣市大浜 |
| 記録日 | 19760802 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市大浜T12A07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12,20, |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 日本昔話通観第26巻 P336 |
| キーワード | 普天間権現,美女,侍,蛇,刀 |
| 梗概(こうがい) | 評判の娘がいたが全然顔を見せなかった。本土から来た武士が、その娘を是非見たいと女中に頼む。子どもを泣かせたらその娘が見にくるであろうから、そのときに顔を見ようと女中と芝居をした。案の上、子どもが転んで泣いたので娘が慌てて家の中から出て来た。その時に武士は「あっ、見た」と言った。その言葉に気づいた娘は、人に顔を見られてしまったと家を出て行く。その時、針に糸を通して髪にさす。その糸を辿って行くと洞穴にたどり着いた。武士は自分の行動を恥じる。その洞穴に刀を忘れてしまい困っていた。再び、沖縄に来てその洞窟に行くとその刀はハブになって、人を寄せ付けなかった。女が刀を守っていたのである。女は神様だった。神様は霊験あらたかなりである。それで普天間宮を多くの人が拝むようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 3:41 |
| 物語の時間数 | 3:30 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |