
昔、大和の国から、八重山に鉄砲を持ってた人が流れてきた時、あっちの今の港ですね、舟着き場をウラ
ノマンタと言うけど、内地から来た人は、鉄砲を持っているから、八重山の人、ナイチャー(内地の人)を
殺さんがために、棒や刀や武器を持って、八重山郡の人みいんなウラノマンタに集まって、「これもうみん
なで叩きつける。」という気持ちで、あっちの蔵元(うら)に立てこもっていたらですね、内地から来た人
は、あっちのウラノマンタに座っててね、あれなんか笑っておるんです。あれなんか、集まった人が犬も連
れて来ておったら、こっちに歩いた犬を一発で犬を撃って転ばしたそうです。だからもう、こっちにいた八
重山の人はね、ぜえんぶ、棒や何も投げ捨てて、山にみいんな逃げてしまったって。だから逃げる時ね、「
ナイチャーは恐ろしい。棒持ってから、棒の先から火が出てね、犬を刺し殺す。私なんかもう大変よ。これ
にもう一発やられたら、みいんな死んでしまう。逃げるが勝ち、逃げるが勝ち。」と、みーんな逃げてしま
って、一人も残らないで逃げたという話。
| レコード番号 | 47O150017 |
|---|---|
| CD番号 | 47O15C002 |
| 決定題名 | 鉄砲の由来(方言) |
| 話者がつけた題名 | 鉄砲の話 |
| 話者名 | 大工次郎 |
| 話者名かな | だいくじろう |
| 生年月日 | 19030430 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市大浜 |
| 記録日 | 19750804 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市大浜T02A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 80 |
| 発句(ほっく) | むかし |
| 伝承事情 | 妻方の祖父から聞いた。 |
| 文字化資料 | 大浜の民話(平成7年度卒業論文)P30 |
| キーワード | - |
| 梗概(こうがい) | 昔、大和の国から、八重山に鉄砲を持ってた人が流れてきた時、あっちの今の港ですね、舟着き場をウラ ノマンタと言うけど、内地から来た人は、鉄砲を持っているから、八重山の人、ナイチャー(内地の人)を 殺さんがために、棒や刀や武器を持って、八重山郡の人みいんなウラノマンタに集まって、「これもうみん なで叩きつける。」という気持ちで、あっちの蔵元(うら)に立てこもっていたらですね、内地から来た人 は、あっちのウラノマンタに座っててね、あれなんか笑っておるんです。あれなんか、集まった人が犬も連 れて来ておったら、こっちに歩いた犬を一発で犬を撃って転ばしたそうです。だからもう、こっちにいた八 重山の人はね、ぜえんぶ、棒や何も投げ捨てて、山にみいんな逃げてしまったって。だから逃げる時ね、「 ナイチャーは恐ろしい。棒持ってから、棒の先から火が出てね、犬を刺し殺す。私なんかもう大変よ。これ にもう一発やられたら、みいんな死んでしまう。逃げるが勝ち、逃げるが勝ち。」と、みーんな逃げてしま って、一人も残らないで逃げたという話。 |
| 全体の記録時間数 | 1:12 |
| 物語の時間数 | 1:05 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |