大浜の甘水井戸(共通語)

概要

昔は、水道も無いからね、大浜に飲み水は三箇所あるんだよ。南(はい)ぬ井戸(かー)、それから、西(にす)ぬ井戸(かー)、そして、ここが番所(おーしゃ)ぬ井戸(かー)という。オーシャヌと言ったら、そこは、昔、番所だったから、部落の役人がみんなここで居って、ここで上納取ったり、みんなやってた。今は向こうに移っているが、その番所の井戸だから、番所(おーしゃ)ぬ井戸(かー)という。それで、例えば不幸があったり、あるいは病気ばっかしして不幸続きの家庭なんかある場合はね、祖先のね、何か願い事が不足だと言って、何か家庭でいろんな祖先からのいろんなことがあった場合に、願(にが)い事(ぐぅとぅ)ってね、ユタがいるでしょう。ユタを連れてきてですね、自分の家の本家の仏壇拝んで、それから
、必ずこのこの三つのカーを拝むんですよ。これは、今現在もやるんですよ。そして、観音堂まで行きますね。これは金をかけて沖縄から、わざわざユタを呼んで来る人もおりますよ。この井戸の水は、今は飲めんね。だけど、みんなこれで生活してきたんだからね、井戸を絶対塞いだらね、塞いだ人はもう大変な事なるって。で、だから、これも塞がずに、そのまましてね、中にパイプを通してそのまま置いたるさ。井戸を埋めたら、もう寝込んだり、あるいは事故で死んだということがあるらしい。だから、塞いだ後で、「みんなの人が飲んだ水だから、これを塞いだら大変だ。埋めたからこうなったんだ。」って、後でね、そのことがユタから出てきて、それをこんだけの物をみんな掘り出してまたそのまま元にもう復元してやった井戸もありますよ。

再生時間:5:10

民話詳細DATA

レコード番号 47O150409
CD番号 47O15C025
決定題名 大浜の甘水井戸(共通語)
話者がつけた題名
話者名 花城直秀
話者名かな はなしろちょくしゅう
生年月日 19310217
性別
出身地 沖縄県石垣市大浜
記録日 19940824
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市大浜 T102 B08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20,80
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 大浜の民話 P50
キーワード 大浜,南ぬ井戸,西ぬ井戸,番所ぬ井戸,オーシャヌ,上納,願い事,ユタ,仏壇,観音堂
梗概(こうがい) 昔は、水道も無いからね、大浜に飲み水は三箇所あるんだよ。南(はい)ぬ井戸(かー)、それから、西(にす)ぬ井戸(かー)、そして、ここが番所(おーしゃ)ぬ井戸(かー)という。オーシャヌと言ったら、そこは、昔、番所だったから、部落の役人がみんなここで居って、ここで上納取ったり、みんなやってた。今は向こうに移っているが、その番所の井戸だから、番所(おーしゃ)ぬ井戸(かー)という。それで、例えば不幸があったり、あるいは病気ばっかしして不幸続きの家庭なんかある場合はね、祖先のね、何か願い事が不足だと言って、何か家庭でいろんな祖先からのいろんなことがあった場合に、願(にが)い事(ぐぅとぅ)ってね、ユタがいるでしょう。ユタを連れてきてですね、自分の家の本家の仏壇拝んで、それから 、必ずこのこの三つのカーを拝むんですよ。これは、今現在もやるんですよ。そして、観音堂まで行きますね。これは金をかけて沖縄から、わざわざユタを呼んで来る人もおりますよ。この井戸の水は、今は飲めんね。だけど、みんなこれで生活してきたんだからね、井戸を絶対塞いだらね、塞いだ人はもう大変な事なるって。で、だから、これも塞がずに、そのまましてね、中にパイプを通してそのまま置いたるさ。井戸を埋めたら、もう寝込んだり、あるいは事故で死んだということがあるらしい。だから、塞いだ後で、「みんなの人が飲んだ水だから、これを塞いだら大変だ。埋めたからこうなったんだ。」って、後でね、そのことがユタから出てきて、それをこんだけの物をみんな掘り出してまたそのまま元にもう復元してやった井戸もありますよ。
全体の記録時間数 5:25
物語の時間数 5:10
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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