クイツ石(共通語)

概要

伊野田部落の西の方に七つの川がある。この七つの川は実際は一つの川が曲がりくねって流れているのである。曲りが大きく長いため一つの川が七つになって見えるのである。昔野底出身の男と桃里出身の女が恋仲になり結婚を約束していた。男と女はよくナナンガーラの川の中で会っていた。2人は川の平たい石の上で話しをし手持ちぶさたに石をその平たい石に打ち続けていた。すると女の打っていた部分は深く崩れていたのだが男のたたいていた部分は浅く削れていた。このことより女の想いは深く、男の思いは浅いことが分かった。その後2人がどうなったかはわからない。男と女が削った石は今もナナンガーラの川の中にある。

再生時間:5:57

民話詳細DATA

レコード番号 47O330421
CD番号 47O33C034
決定題名 クイツ石(共通語)
話者がつけた題名
話者名 多宇正
話者名かな たうただし
生年月日 19120327
性別
出身地 白保
記録日 19980906
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 T140 白保 A-03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12,20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 七つの川,平たい石
梗概(こうがい) 伊野田部落の西の方に七つの川がある。この七つの川は実際は一つの川が曲がりくねって流れているのである。曲りが大きく長いため一つの川が七つになって見えるのである。昔野底出身の男と桃里出身の女が恋仲になり結婚を約束していた。男と女はよくナナンガーラの川の中で会っていた。2人は川の平たい石の上で話しをし手持ちぶさたに石をその平たい石に打ち続けていた。すると女の打っていた部分は深く崩れていたのだが男のたたいていた部分は浅く削れていた。このことより女の想いは深く、男の思いは浅いことが分かった。その後2人がどうなったかはわからない。男と女が削った石は今もナナンガーラの川の中にある。
全体の記録時間数 6:27
物語の時間数 5:57
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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