猿の生肝(共通語)

概要

昔、竜宮の神が病気に苦しんでいた。海の医者が言うには猿の生肝で治るという。そこで猿を連れてこないといけないので、海の中も陸の上も行ける亀にその使いを頼んだ。亀は知恵をしぼって「竜宮で魚の演劇会があるので招きたい」と木の実を食べている猿を誘い出す。竜宮へ行く途中蛸に会う。蛸は「お前は騙されている。生肝をとられるぞ」と猿に言った。猿は考えて、亀に「今蛸から聞いたが、私の生肝はここにはなく、木の枝に干してあるから戻って取りに行こう」という。亀はそれをきいて、浜に戻った。すると猿はよくも騙したなと石で亀の甲羅をたたいたのでひびが入り今のような甲羅のようになったという。亀は蛸を許しておけないと神様に報告した。蛸は昔、針を千本もっていたが、それを抜かれて女でも子供でも取れるやわらかいものになり、その千本のとげは、今のハリセンボンにつけたという。蛸が密告したために竜宮の神様は死んでしまった。

再生時間:8:46

民話詳細DATA

レコード番号 47O330382
CD番号 47O33C030
決定題名 猿の生肝(共通語)
話者がつけた題名
話者名 宮良松
話者名かな みやらまつ
生年月日 19031019
性別
出身地 白保
記録日 19970912
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 T136 白保 A-06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 11
発句(ほっく) むかしよ
伝承事情
文字化資料
キーワード 竜宮の神,猿,生肝,亀,たこ,ハリセンボン
梗概(こうがい) 昔、竜宮の神が病気に苦しんでいた。海の医者が言うには猿の生肝で治るという。そこで猿を連れてこないといけないので、海の中も陸の上も行ける亀にその使いを頼んだ。亀は知恵をしぼって「竜宮で魚の演劇会があるので招きたい」と木の実を食べている猿を誘い出す。竜宮へ行く途中蛸に会う。蛸は「お前は騙されている。生肝をとられるぞ」と猿に言った。猿は考えて、亀に「今蛸から聞いたが、私の生肝はここにはなく、木の枝に干してあるから戻って取りに行こう」という。亀はそれをきいて、浜に戻った。すると猿はよくも騙したなと石で亀の甲羅をたたいたのでひびが入り今のような甲羅のようになったという。亀は蛸を許しておけないと神様に報告した。蛸は昔、針を千本もっていたが、それを抜かれて女でも子供でも取れるやわらかいものになり、その千本のとげは、今のハリセンボンにつけたという。蛸が密告したために竜宮の神様は死んでしまった。
全体の記録時間数 8:59
物語の時間数 8:46
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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