
また、この、沖縄でね、兄さんと妹がおって、兄さんは鬼でよ、人を殺して食べてね、こんなに大勢の。妹がよ。あちらこちらで人を食べてよ、牛、馬盗んでいって殺して食べる。人までも殺して食べるというんでよ、こんなになっておるというのを聞いてね、妹がね、「それじゃ、私が行ってね、諫めてね、どうにかやる。」ということでよ、今度行ったところが、この妹までも殺して食べると言うことになったので、あれは逃げてきてよ、「待て待て。」と言っても、妹は逃げてきて、餅を作ってきてよ、この、また、あれから行ってよ、この、「あれを殺して、しなきゃいけん。」ということで、行ったらよ、裸になってよ、この餅をね、この、自分の食べる餅はね、本当の、ええ、さん、サンニンの葉っぱでや、やったのは自分で食べて、鬼の中によ、針を入れてよ、針を入れてよ、さあ、今日はどこで話します。餅をお上がりなさいと言ってよ、やったところが、この妹は、一緒に食べてっていって、自分の餅を食べたらよ、これは、ああ兄さんが食べてよ、そのまま針を食べて死んだという話しもあるしね。もう一つは、あのね、「上の口は餅を食う口。」裸になってよ、この、「下はね、鬼を食う口だ。」と言うことでよ、物を言うたから驚いてよ、この、鬼はね、逃げようとしたら、海のそばだから、海に落ちて死んだという話しもありますね。
| レコード番号 | 47O330253 |
|---|---|
| CD番号 | 47O33C019 |
| 決定題名 | 鬼餅由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 宮良松 |
| 話者名かな | みやらまつ |
| 生年月日 | 19031019 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 白保 |
| 記録日 | 19960913 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T127 白保 B-06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 聴く語る創る第10号特集石垣島の民話 沖縄伝承話資料センター編 日本民話の会・発行発売P151 |
| キーワード | 兄,鬼,妹,餅,下の口 |
| 梗概(こうがい) | また、この、沖縄でね、兄さんと妹がおって、兄さんは鬼でよ、人を殺して食べてね、こんなに大勢の。妹がよ。あちらこちらで人を食べてよ、牛、馬盗んでいって殺して食べる。人までも殺して食べるというんでよ、こんなになっておるというのを聞いてね、妹がね、「それじゃ、私が行ってね、諫めてね、どうにかやる。」ということでよ、今度行ったところが、この妹までも殺して食べると言うことになったので、あれは逃げてきてよ、「待て待て。」と言っても、妹は逃げてきて、餅を作ってきてよ、この、また、あれから行ってよ、この、「あれを殺して、しなきゃいけん。」ということで、行ったらよ、裸になってよ、この餅をね、この、自分の食べる餅はね、本当の、ええ、さん、サンニンの葉っぱでや、やったのは自分で食べて、鬼の中によ、針を入れてよ、針を入れてよ、さあ、今日はどこで話します。餅をお上がりなさいと言ってよ、やったところが、この妹は、一緒に食べてっていって、自分の餅を食べたらよ、これは、ああ兄さんが食べてよ、そのまま針を食べて死んだという話しもあるしね。もう一つは、あのね、「上の口は餅を食う口。」裸になってよ、この、「下はね、鬼を食う口だ。」と言うことでよ、物を言うたから驚いてよ、この、鬼はね、逃げようとしたら、海のそばだから、海に落ちて死んだという話しもありますね。 |
| 全体の記録時間数 | 2:42 |
| 物語の時間数 | 2:19 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |