白保の多宇家一門(共通語)

概要

宮良家は牧場に牛を育てて、馬も養っていた。朝早く、牛が畑を荒さにようにと馬に乗り、ユウナ森を通っていた。ユウナ森に通っていたおかげで津波の難から逃れることが出来た。乗っていた馬は津波で流されたが、祖先は大きな木にしがみついて助かることが出来た。その出来事から「馬だけはずっと養い続けなさい」という祖先からの言い伝えをずっと守り続け、馬を養い続けている。又、母方の実家である多宇家は、野原という所に田を作り、部落の家を作っていた。そこは漁をしていたが、ある時網にかかった人魚を捕まえた。その人魚は「竜宮は帰らなければなりませんので海へ帰して下さい」と言ったので宮良家の人は海へ帰してやった。すると人魚は「助けてくれたお礼に来る4月24日は石垣に大津波が来るので山の方へ逃げなさい」と言った。そのとおりにしたら津波から難を逃れることが出来た。今でも多宇家の田跡が残っていて唐屋の田屋敷と呼ばれている。

再生時間:3:43

民話詳細DATA

レコード番号 47O330233
CD番号 47O33C017
決定題名 白保の多宇家一門(共通語)
話者がつけた題名
話者名 宮良松
話者名かな みやらまつ
生年月日 19031019
性別
出身地 白保
記録日 19960912
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 T126 白保 A-02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 30
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 宮良家,馬,明和の大津波
梗概(こうがい) 宮良家は牧場に牛を育てて、馬も養っていた。朝早く、牛が畑を荒さにようにと馬に乗り、ユウナ森を通っていた。ユウナ森に通っていたおかげで津波の難から逃れることが出来た。乗っていた馬は津波で流されたが、祖先は大きな木にしがみついて助かることが出来た。その出来事から「馬だけはずっと養い続けなさい」という祖先からの言い伝えをずっと守り続け、馬を養い続けている。又、母方の実家である多宇家は、野原という所に田を作り、部落の家を作っていた。そこは漁をしていたが、ある時網にかかった人魚を捕まえた。その人魚は「竜宮は帰らなければなりませんので海へ帰して下さい」と言ったので宮良家の人は海へ帰してやった。すると人魚は「助けてくれたお礼に来る4月24日は石垣に大津波が来るので山の方へ逃げなさい」と言った。そのとおりにしたら津波から難を逃れることが出来た。今でも多宇家の田跡が残っていて唐屋の田屋敷と呼ばれている。
全体の記録時間数 3:47
物語の時間数 3:43
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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