フキドウ橋(共通語)

概要

野底部落の側のフキドウ川の側の墓に大きな人の頭がある。これは司の頭である。司には一人の息子がいた。この子は親が東へ行けというと西へ行く。西へ行けと言うと東へ行く。常に親の反対のことばかりしていた。又、この司は村の嫌われ者で村八分にされていた。病気をしてもう自分は生きられないと思って、息子を呼んだ。息子はいつも反対のことばかりしていたから今度も反対の事をするだろうと思い、本当は村の後ろに埋めてもらって部落を前にして祈り殺すつもりでいたが、息子には部落の前に埋めてくれと言う。息子は親が生きている間は反対のことばかりしていたから、今度だけは親のいう事を守ろうと親の言う通りにする。親の願いは叶わなかった。

再生時間:3:27

民話詳細DATA

レコード番号 47O330064
CD番号 47O33C003
決定題名 フキドウ橋(共通語)
話者がつけた題名
話者名 米盛太郎
話者名かな よねもりたろう
生年月日 19050328
性別
出身地
記録日 19750804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 T40 白保2 B-22
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 日本民話の会 特集石垣の民話P92
キーワード フキドウ橋,親不孝者,人間の親子
梗概(こうがい) 野底部落の側のフキドウ川の側の墓に大きな人の頭がある。これは司の頭である。司には一人の息子がいた。この子は親が東へ行けというと西へ行く。西へ行けと言うと東へ行く。常に親の反対のことばかりしていた。又、この司は村の嫌われ者で村八分にされていた。病気をしてもう自分は生きられないと思って、息子を呼んだ。息子はいつも反対のことばかりしていたから今度も反対の事をするだろうと思い、本当は村の後ろに埋めてもらって部落を前にして祈り殺すつもりでいたが、息子には部落の前に埋めてくれと言う。息子は親が生きている間は反対のことばかりしていたから、今度だけは親のいう事を守ろうと親の言う通りにする。親の願いは叶わなかった。
全体の記録時間数 3:41
物語の時間数 3:27
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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