
先の津波以前の真謝というひと人が来てね、こんなに井戸を掘ったら水が出るからつってね、あの井戸を掘ってね、そこから水を汲んで頭にのせてね、来て水を使っておったわけさ。ところがね、この明和の大津波でね、白保は全部無くなったそうですよね。真っ白い砂ばっかしだったそうです。後でまたね、津波以後に来た人がまた同し真謝という人ですよ。そしてね、「この先の来て真謝という人がね、掘った井戸はどこか。」って聞いたらしいね。もうみんな砂いっぱいでよ、分からないらしいんだね。その井戸のすぐそばにね、亀川の屋敷があって、そこに住んでおった亀川(かめがー)という婆さんがね、津波で死なないで生き残っておったそうだね。その婆さんに、「どの辺だと思うか。」ったらね、あの婆さんはね、そこは自分の屋敷だから、「ここだと思う。」とってね、掘らしたらね、すぐあの井戸を当てたらしいな。それで今もこの水元(みずむとぅ)の願いっつってあるんですがねむっこの井戸は信じているんですよ。それは向こうの子孫が信じていますよ。それが真謝井(まーじゃんがー)の由来ですな。
| レコード番号 | 47O330063 |
|---|---|
| CD番号 | 47O33C003 |
| 決定題名 | 真謝川由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 米盛太郎 |
| 話者名かな | よねもりたろう |
| 生年月日 | 19050328 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | - |
| 記録日 | 19750804 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T40 白保2 B-21 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 真謝川,明和の大津波 |
| 梗概(こうがい) | 先の津波以前の真謝というひと人が来てね、こんなに井戸を掘ったら水が出るからつってね、あの井戸を掘ってね、そこから水を汲んで頭にのせてね、来て水を使っておったわけさ。ところがね、この明和の大津波でね、白保は全部無くなったそうですよね。真っ白い砂ばっかしだったそうです。後でまたね、津波以後に来た人がまた同し真謝という人ですよ。そしてね、「この先の来て真謝という人がね、掘った井戸はどこか。」って聞いたらしいね。もうみんな砂いっぱいでよ、分からないらしいんだね。その井戸のすぐそばにね、亀川の屋敷があって、そこに住んでおった亀川(かめがー)という婆さんがね、津波で死なないで生き残っておったそうだね。その婆さんに、「どの辺だと思うか。」ったらね、あの婆さんはね、そこは自分の屋敷だから、「ここだと思う。」とってね、掘らしたらね、すぐあの井戸を当てたらしいな。それで今もこの水元(みずむとぅ)の願いっつってあるんですがねむっこの井戸は信じているんですよ。それは向こうの子孫が信じていますよ。それが真謝井(まーじゃんがー)の由来ですな。 |
| 全体の記録時間数 | 1:37 |
| 物語の時間数 | 1:29 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |