
タウと言って今でもトウヤのタイ屋敷というのがある。その当時、部落と何か意見があわなかったかどうかはわからない。その原因は知らないが、島から追われていって向こうにいる時に、魚を取るため、ノバリのオクマイヤに網をはった。大きな魚がとれ、見ると人魚である。その人魚を部落でこしらえて食べようとすると、人魚が涙を流している。人魚がいうには、自分を許してくれと。そのかわりあなたたちは早く山の山頂に登りなさい。やがて、津波がやってくるから登りなさい。そして自分は許してくれということでとうとうその人達は許した。すると、トウヤの人は白保部落にとんできて、もうやがて波が来るから注意しなさいと忠告したけど、何で何もしないのに波が来る訳があるかとうっかり考えてそうするうちに朝早く波が来て流されたという話。
| レコード番号 | 47O330025 |
|---|---|
| CD番号 | 47O33C002 |
| 決定題名 | 人魚の話(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 米盛一雄 |
| 話者名かな | よねもりかずお |
| 生年月日 | 19110513 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 白保 |
| 記録日 | 19750804 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | T39 白保1 B-15 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | むかし |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 日本昔話通観 第26巻沖縄P291 |
| キーワード | 人魚,津波 |
| 梗概(こうがい) | タウと言って今でもトウヤのタイ屋敷というのがある。その当時、部落と何か意見があわなかったかどうかはわからない。その原因は知らないが、島から追われていって向こうにいる時に、魚を取るため、ノバリのオクマイヤに網をはった。大きな魚がとれ、見ると人魚である。その人魚を部落でこしらえて食べようとすると、人魚が涙を流している。人魚がいうには、自分を許してくれと。そのかわりあなたたちは早く山の山頂に登りなさい。やがて、津波がやってくるから登りなさい。そして自分は許してくれということでとうとうその人達は許した。すると、トウヤの人は白保部落にとんできて、もうやがて波が来るから注意しなさいと忠告したけど、何で何もしないのに波が来る訳があるかとうっかり考えてそうするうちに朝早く波が来て流されたという話。 |
| 全体の記録時間数 | 1:19 |
| 物語の時間数 | 1:13 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |