八重山の人頭税(共通語)

概要

男も女も十五才になると人頭税を払わなければならなかった。男は米、粟で払い、女は反物などで納めた。人々はこの税に苦しめられ、生まれてくる子供を殺してしまうこともあった。八重山にはバイダーラ(倍俵)という言葉がある。税金が納められないときに他の者から借りた俵を倍にして返すという約束で借りることをあらわしている。このバイダーラでますます人々の生活は苦しくなっていき、子や孫の代まで苦しくなった。人頭税は自分が食べられなくても納めなければならなくて、同情はなかった。首里王府も、今年はこんなにたくさんの税を取り立てたから、来年はもう少し少なくしようなどということはなかった。人頭税は260年間続いた。住まいは自由ではなかった。一度決まったら、他の部落に住む自由もなかった。移動する時は命令で強制的だった。

再生時間:6:28

民話詳細DATA

レコード番号 47O341171
CD番号 47O34C091
決定題名 八重山の人頭税(共通語)
話者がつけた題名
話者名 白金光邦
話者名かな しろがねみつくに
生年月日 19180613
性別
出身地 沖縄県石垣市字平得
記録日 19970912
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市平得 T70 A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 男,女,十五才,人頭税,米,粟,麦,女,反物,苦しめられ,八重山,バイダーラ,倍俵,倍にして返す,約束,借りる,首里王府,260年間,命令,強制的
梗概(こうがい) 男も女も十五才になると人頭税を払わなければならなかった。男は米、粟で払い、女は反物などで納めた。人々はこの税に苦しめられ、生まれてくる子供を殺してしまうこともあった。八重山にはバイダーラ(倍俵)という言葉がある。税金が納められないときに他の者から借りた俵を倍にして返すという約束で借りることをあらわしている。このバイダーラでますます人々の生活は苦しくなっていき、子や孫の代まで苦しくなった。人頭税は自分が食べられなくても納めなければならなくて、同情はなかった。首里王府も、今年はこんなにたくさんの税を取り立てたから、来年はもう少し少なくしようなどということはなかった。人頭税は260年間続いた。住まいは自由ではなかった。一度決まったら、他の部落に住む自由もなかった。移動する時は命令で強制的だった。
全体の記録時間数 6:35
物語の時間数 6:28
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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