真栄里マニカ(共通語)

概要

マニカとは怠け者という意味で方言でピラスカーともいう。真栄里には三人兄弟のマニカ達がいて、三味線を弾いて畑にも行かず毎日遊んでいたので、親に追い払われ、山の中で山賊となって生活した。ある新川の人が田んぼに来て仕事していて、ひと休みして煙草を吸おうとすると火種がなかった。その時、山に煙が見えたので行ってみると三人兄弟のマニカだった。その人はマニカたちがそこにいることを誰にも話さないと約束して火をもらった。またある日の朝、アサピキー(朝ごはんのために芋を掘りに行くこと)に出かけた女の人を、三人のマニカ達が捕らえて山に連れて行き三人の妻にした。女は知恵を働かせ、三人のために着物を織るから機織り道具を取りに行かせてくれと、近くの森に隠れて待っていてくれと言って村に帰り、このことを村人に報告した。村人は全員でこの森を囲み三人を退治した。最初に登っていった山はカーラ山。三人が退治された森は字新川のバンナ岳というところである。また火を貸してもらったのは新里のピナカンヤーのおじいで、マニカたちのことを誰にも言わない約束のかわりに、ピナカンヤーの田んぼをマニカたちは開墾して耕した。この田んぼは毎年豊作だった。

再生時間:17:27

民話詳細DATA

レコード番号 47O341459
CD番号 47O34C112
決定題名 真栄里マニカ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 糸洲寛賀
話者名かな いとすかんが
生年月日 19020325
性別
出身地 沖縄県石垣市字真栄里
記録日 19980907
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市真栄里 T90 A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード マニカ,怠け者,ピラスカー,真栄里,三人兄弟,山賊,火種,アサピキー,女の人,妻,知恵,機織り道具,退治,カーラ山,バンナ岳,新里,ピナカンヤーのおじい,田んぼ,開墾,豊作
梗概(こうがい) マニカとは怠け者という意味で方言でピラスカーともいう。真栄里には三人兄弟のマニカ達がいて、三味線を弾いて畑にも行かず毎日遊んでいたので、親に追い払われ、山の中で山賊となって生活した。ある新川の人が田んぼに来て仕事していて、ひと休みして煙草を吸おうとすると火種がなかった。その時、山に煙が見えたので行ってみると三人兄弟のマニカだった。その人はマニカたちがそこにいることを誰にも話さないと約束して火をもらった。またある日の朝、アサピキー(朝ごはんのために芋を掘りに行くこと)に出かけた女の人を、三人のマニカ達が捕らえて山に連れて行き三人の妻にした。女は知恵を働かせ、三人のために着物を織るから機織り道具を取りに行かせてくれと、近くの森に隠れて待っていてくれと言って村に帰り、このことを村人に報告した。村人は全員でこの森を囲み三人を退治した。最初に登っていった山はカーラ山。三人が退治された森は字新川のバンナ岳というところである。また火を貸してもらったのは新里のピナカンヤーのおじいで、マニカたちのことを誰にも言わない約束のかわりに、ピナカンヤーの田んぼをマニカたちは開墾して耕した。この田んぼは毎年豊作だった。
全体の記録時間数 18:25
物語の時間数 17:27
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP