神知らせ 浮海の火玉(共通語)

概要

浮海のヒヌカンについてキヨさんが神様に伝えられた話。ある朝ウチャトゥーしていると、神の声が聞こえて、ニヌファ(北の方)に向かえというので見てみると、山が見えた。その山はナカウムトゥ山だと神が言った。そしたら煙と一緒に火がプップップッと出た。センカク列島はわかるかと神が聞くのでわからないというと、無人島とも呼ばれているというので、それなら聞いたことがあると答えた。無人島では、コガという人がかつおを削っていた。神が、さらに見ていろと言われたので見ていると、海の底から火が、今の浮海という場所にパッと出た。そしてオモト山のスジに上って火が出た。神は、こんな風に、センカク列島で石油を掘らしたら八重山の島は駄目になると言われた。キヨさんは驚いて、いろんな人に伝えたが、誰も聞いてくれなかったのでそのままになった。その後でヒを建てている。その後、ヤマトのハギノヤという人がコガさんからその島を買って、そこに灯台を建てようとしたけれど、人夫が食欲もでず眠ることもできず、仕事ができない。困ってキヨさんのところに相談に来たので、古賀さんが建てたヒがあるからビンシーかざって仕事させてくださいと拝みなさいと言ったが、探せないといって戻ってきた。またうちのひとが連れて行って探して端っこの方にあって、拝んだ。そのヒヌカン(火の神)のために、浮海とよばれるようになった。

再生時間:4:08

民話詳細DATA

レコード番号 47O340523
CD番号 47O34C036
決定題名 神知らせ 浮海の火玉(共通語)
話者がつけた題名
話者名 崎枝キヨ
話者名かな さきえだきよ
生年月日 19160711
性別
出身地 沖縄県石垣市字新川
記録日 19970913
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石垣市字新川 T44 A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20,30,90
発句(ほっく)
伝承事情 おばあさんから聞いた
文字化資料
キーワード 朝方,キヨさん,神の声,子星,ニヌファ,ナカムトゥ山,海,火の玉,浮海,火神,ピーカン,尖閣,石油,島,駄目,ハギノヤ,尖閣,灯台,古賀,土地,妊娠,奥さん,相談,碑,ビンシー
梗概(こうがい) 浮海のヒヌカンについてキヨさんが神様に伝えられた話。ある朝ウチャトゥーしていると、神の声が聞こえて、ニヌファ(北の方)に向かえというので見てみると、山が見えた。その山はナカウムトゥ山だと神が言った。そしたら煙と一緒に火がプップップッと出た。センカク列島はわかるかと神が聞くのでわからないというと、無人島とも呼ばれているというので、それなら聞いたことがあると答えた。無人島では、コガという人がかつおを削っていた。神が、さらに見ていろと言われたので見ていると、海の底から火が、今の浮海という場所にパッと出た。そしてオモト山のスジに上って火が出た。神は、こんな風に、センカク列島で石油を掘らしたら八重山の島は駄目になると言われた。キヨさんは驚いて、いろんな人に伝えたが、誰も聞いてくれなかったのでそのままになった。その後でヒを建てている。その後、ヤマトのハギノヤという人がコガさんからその島を買って、そこに灯台を建てようとしたけれど、人夫が食欲もでず眠ることもできず、仕事ができない。困ってキヨさんのところに相談に来たので、古賀さんが建てたヒがあるからビンシーかざって仕事させてくださいと拝みなさいと言ったが、探せないといって戻ってきた。またうちのひとが連れて行って探して端っこの方にあって、拝んだ。そのヒヌカン(火の神)のために、浮海とよばれるようになった。
全体の記録時間数 4:46
物語の時間数 4:08
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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