
昔、目の見えない婆さんがおった。この婆さんは、男の子も女の子なんかもたくさん産んでいてね、娘を何人も嫁がせた婆さんがおったらしい。嫁さんは毎日その婆さんにご飯を炊いてあげるさあね。そのうちに嫁さんが、牛や豚の腸のナカミと言って、毎日とってもおいしいもの作ってくれるもんで、この婆さんがよ、「おいしいのが毎日あるから子供達が来たら見せてやろう。」と食べ残しを隠しておいたみたいさあね。子供達が来たときに見せたら、こんな大きいミミズだったから、それで、「ああ、これ牛の腸ではないよ。これはミミズだよ。」と言ったからよ、「はあっ。」と言ってパッと目を開けて見たら、盲であったお婆さんの目が本当に開いて見えるようになって、この嫁さんが鼠になったという話さ。
| レコード番号 | 47O340520 |
|---|---|
| CD番号 | 47O34C036 |
| 決定題名 | ナカミはミミズ(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 姑猫と嫁鼠 |
| 話者名 | 崎枝キヨ |
| 話者名かな | さきえだきよ |
| 生年月日 | 19160711 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県石垣市字新川 |
| 記録日 | 19970913 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石垣市字新川 T44 A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 石垣島の民話 P98 |
| キーワード | 盲,婆さん,娘,嫁さん,牛,豚,腸のナカミ,子供達,食べ残し,隠しておいた,ミミズ,目,見える,鼠 |
| 梗概(こうがい) | 昔、目の見えない婆さんがおった。この婆さんは、男の子も女の子なんかもたくさん産んでいてね、娘を何人も嫁がせた婆さんがおったらしい。嫁さんは毎日その婆さんにご飯を炊いてあげるさあね。そのうちに嫁さんが、牛や豚の腸のナカミと言って、毎日とってもおいしいもの作ってくれるもんで、この婆さんがよ、「おいしいのが毎日あるから子供達が来たら見せてやろう。」と食べ残しを隠しておいたみたいさあね。子供達が来たときに見せたら、こんな大きいミミズだったから、それで、「ああ、これ牛の腸ではないよ。これはミミズだよ。」と言ったからよ、「はあっ。」と言ってパッと目を開けて見たら、盲であったお婆さんの目が本当に開いて見えるようになって、この嫁さんが鼠になったという話さ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:46 |
| 物語の時間数 | 1:52 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |